見本市ブログです。
今回は私が読んで衝撃を受けた
2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
手術後、MRSAに院内感染して症状が悪化し、歩けなくなった
Q 50代の母が、関節リウマチで手術を受けたあと、体性菌MRSAに感染して、病状が悪化しました。
入院前は歩けたのに、今は下半身がまったく動きません。病院でこうなったのに、
退院を再三せまられて、納得できません。
A MRSAは「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌」の略で、ペニシリンなどの
抗生物質が効かない病原菌です。
抗生物質の濫用がたたって発生した細菌で、世界中で問題になっていますが、
日本ではこの細菌がすみついていない病院はないはずです。
病気で体力の落ちた人や、手術を受けた人にとりつくと、
抗生物質が効かないために病状が悪化しやすいのです。
手術したあと歩けなくなったということは、股関節かひざ関節の手術を受けられたのでしょう。
関節は細菌感染に大変弱く、手術は無菌下で行われる必要があります。
現実には、不潔な手術室で手術していることろが多い。
この患者さんに原因があって感染したのではないので、病院が面倒をみる責任があります。
病院が退院をせまるのはおかしな話で、退院する必要はありません。
引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠
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