CT検査2回で20ミリシーベルト原発事故の避難目安になります

こんにちは
見本市ブログです。

今回は私が読んで衝撃を受けた

2013年ベストセラーランキング第一位

菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

 

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「とりあえずCT」の被ばく線量は、
国が避難目安にした数値と同じ

 

CT検査では、360度全方向から体にX線を当てて、検出結果をコンピュータで計算し、
人体の輪切り映像を見て診断しますので、被ばく線量はX線撮影の200~300倍です。

 

これはたった1回のCT撮影でも、溌ガン死亡のリスクが生れる被ばく線量になるのです。

 

具体的には、45歳の人の場合、全身CTを1回受けただけで1万人中8人(0,08%)、
30年間毎年同じ検査を受けると、1万人中190人(1,9%)が
「被ばくにより発ガン死亡する」と推定されています。

 

 

 

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胸部だけのCT検査でも、医療被ばく線量は信じられない数値になります。

 

原発事故のあと国が避難の目安にした「年間」の被ばく線量は20ミリシーベルトでした。

 

胸部CT検査は1回でその半分、10ミリシーベルト前後に達します。
しかも一般的に「造影CT]といって、1回撮影したあと、
造影剤を静脈に注射しながらもう一度撮影しますので、2回で20ミリシーベルト。

 

腹部・骨盤CTはさらに被ばく量が多く、1回で20ミリシーベルト。
造影CTまでやればその倍になるのです。

 

しかも、日本で行われているCT検査の8~9割は、必要のないものです。

 

またレントゲン検査は、病院の検査は比較的あんぜんですが、
会社や地域の検診を検診車で受ける場合は要注意必要です。

 

検診車のレントゲン装置は間接撮影装置なので、
病院に設置されている直接撮影装置に比べて、
被ばく線量が3~10倍多くなると言われています。

 

アメリカでは取りやめられた間接撮影装置を、日本は今も使っています。

 

欧米での医療の専門家たちは、医療被ばくの溌ガン
リスクを前提にして、患者保護に動いています。

 

しかし日本ではいまだに、医者も患者も「とりあえずCT]「何でもCT]。

 

国民の被ばく線量は増え続けて、今、ガン死の原因の6%を
超えているという説もあります。

 

日本で医療被ばくによるガンで死くなる人は推定、毎年2万人前後。
CT検査で被災しないように、くれぐれも注意してください。

 

 

 

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引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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