私はメタボで高血圧の成人病でした。
血圧の薬はコレステロール値が必ず上がり動脈硬化を招きますので、
薬を飲まずに正常値にできました。
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ここで少し誤解のないように、対症療法の価値についても
お話いたししておかなければなりません。
僕は、対症療法を否定しているわけではありません。
対症療法は根本的な治療ではありませんが、
とても大切な治療法の一つです。
例を挙げるまでもなく、
すみやかに痛みを解消してくれるのも対症療法です。
身体のどこかが少し痛いだけでも、生活の質は著しく低下してしまいます。
意欲もそがれてしまいます。
痛みが長く慢性的に続けば、免疫力も低下し、
自己治癒力も損なわれます。
したがって、すみやかに痛みを解消してあげることは、
自己治癒力を低下させないためにも非常に重要なプロセスであり、
対症療法ならではの本領ではないでしょうか。
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大切なことは、根本療法か対症療法かという二者択一ではなく、
対症療法もうまく使いこなせば非常に有用だということです。
逆に、対症療法をむやみに用いれば、かえって自己治癒力を低下させてしまい、
デメリットの方が大きくなってしまうのも事実です。
さきの糖尿病の話でもおわかりになったと思いますが、
対症療法をやりすぎると、肝腎な自己治癒力を損なうという、
痛い代価を支払わされることにもなりかねません。
よかれと思って僕たち医者は積極的に未病にかかわってきたのですが、
実際には余計なおせっかいをしていたわけです。
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著者 岡本 裕 医学博士
大切なことは、
対症療法もうまく使いこなせば非常に有用だということです。