学ぶ心がけは、脳の活性化にとって極めて重要なことです。学ぶということは、
好奇心や探求心があることであり、脳が衰えていくどころか、生理学的な脳の老化に反して、
知的には活性化し、進化していく効果があるのです。
アンチエイジングドックで有名な東海大学の川田浩志教授は「脳の働きは
生涯にわたり変えられる。脳力アップで人生も変えられる」と述べています。
60代になった脳もまだ使い方によっていくらでも進化し、アップしていくことが可能なのです。
うれしいではないですか。老けている暇はありませんよ。脳は
、60年以上かけたってほんの一部しか使っていないのです。
知識を入れるキャパシティはあいくらでもあるのですから、
興味のあることはいくらでも仕入ていきましょう。
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それが老いてなおかつ、いきいきとした人生を送るための大切な要素なのです。
私は、3年前からゴルフをプロについて習っていますが、コースに出るたびに
「まだまだだな」と思うことが多く、すこしでもスコアを良くするためにさまざまな
ゴルフ理論を学んで実践する努力を重ねています。
それがすこしでも参考になれば、「プロはどうしているか」、「飛距離の出し方は」、
アプローチは」、「スコアメイクは」というように、どんどん前に進んでいきます。
ですから、ネット検索や参考書など勉強に余念がありません。
学ぶというのは無理をしないで好きなことから入っていくのが自然ですし、
長く続くのです。あなたは今、何に興味を持っていますか。釣りですか。
囲碁ですか。競馬ですか。それとも、クルーズとか、登山ですか。
その道で脳を使ってください。研究の余地はいくらでもあります。
学べば学ぶほど、生きていること自体が楽しくなってくるに違いありません。
「限界」というのは自分で作ってはいけないのです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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