最近、思っていることが、公立の図書館ほどありがたいところはないということです。
もちろん便利な所にないとなかなか足が向かないのですが、一度行ったところ、
なかなかの施設で、本もたくさんあり、気に入ってしまいました。
中は静かだし、あちこちに椅子が用意されていて、快適な空間です。
公の図書館がこんなに使いやすいのはよいなと思いました。読みたい本があれば、
その場で椅子に座って、じっくりと読んでもいいし、借りてあとで返すのもよし。
たいていの図書館は返却のときに、閉館していても建物の外に返却口があって
そこに入れておけばいいのです。ですから、気兼ねなく借りて、返却も気楽にできます。
さらに、貸し出しは10日間という期限があります。これがいいんです。
自分のものにすると「積んどく」といって本棚の肥やしになりかねません。
期限があれば、その期間には読まなければ無駄になってしまうので、
必死で読むのがいいところです。
今回はこれを読んだから、次はあれに挑戦しようというように、読書が進みます。
ただ、図書館で読んでいくうちに、この人の本をもっと読みたいあなと考えても
在庫が無いときがあります。そういうときは、私は近くの書店やアマゾンで検索して
購入することにしています。
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一冊の本の出会いから、気にいった著書の本を次から次へと読み進むのも、
なかなかの醍醐味になることは確かです。
その出会いが図書館でもあります。最近では山本一力の江戸の下町の事件もの、
しきたり、商売の様子が面白かったし、曾野綾子の外国と日本の文化のあまりにも
違うカルチャーショックの話が面白く思いました。
館内に入ると選択に迷うほど、いろいろなジャンルの本が並んでいるし、
必要ならCDやDVDも借りられるので、生活の張りと面白さから図書館と
わが家を往復しています。
あなたの街にも、それほど遠いところではなく図書館があるはずですので、
利用して楽しんでみてください。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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