61歳を超えてきたら、自分の資産の内容を総点検して、
お金の使い方について、きちんとした指針を持つことが大切です。
「今までこうしてきたから」、「俺のやり方はこうだ」。
このような硬直化した柔軟性のない考え方は、
大きな変化があったときに、資産状況に破綻をきたすのです。
インフレや災害などで失うこともあるし、自らの病気や身内の
不幸で大きなお金がかかるときだってあります。
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資産状況が悪化したり、目減りしているとするならば、
それに応じた生活があり、また、その対策として、
いかに収入を増やすかということも年齢や立場によっては大切になります。
しかし、晩年になってからの資産はあがいても、現役の時のように
大きなプラスを生むということは困難です。
ゆえに「守りに入る」のが普通です。
老後の備えや、介護施設に入るときの準備、相続や葬式といった、
必ずやらなければならないことは、できるだけ早く計画しておくことが、
結果的には「今をつつがなく生きる」ことにつながるのです。
「資産はびた一文もなくしたくない」ということで閉鎖的な
生き方をするか、逆に、「必要なものは借りて求めればいい、
使えばいい」というようなその場主義な生き方をするか。
私たちは余裕がなければそれなりの地道な生き方をすべきです。
一方で、多くの資産を持つ人は、待たない人、生きていく人のために
資産を差し出すいきかたが、晩年を意味あるものにするのではないでしょうか。
欲望のあまり、お金を追い続け、不義理や詐欺まがいのことを働くのはよくありません。
現状をしっかり見つめなおし、自分なりの、最後の仕上げを
今から考えていきたいものです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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