私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は
正常値になりました。その本の記事をご紹介しますね。
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脳内モルヒネが出ると記憶力もよくなる
脳には記憶をつかさどる海馬という部分があるのですが、
この部分を活性化して、もの忘れなど起きないように
しているのも脳内モルヒネなのです。
記憶に関係する海馬はエー・テン神経(快感神経)の
支配下にあります。
脳内モルヒネを引っ張り出す神経の塊の根本が
エー・テン神経なのです。
脳内モルヒネがでないと頭がわるくなるというのは、
学習や記憶と関係する海馬が脳内モルヒネを
支配するのと同じエー・テン神経の支配下におかれている
ことと無縁ではありません。
エー・テン神経は最終的には、大脳皮質の前頭連合野と
結びつくのですが、記憶に関しては海馬が重要な役割を
果たしていると考えられるのです。
たとえば視覚でいえば、私たちは日常、実にいろいろな
ものを目で見ています。
だが記憶にないと感じられるものが大半です。
電車の中で乗り合わせた乗客の何人かの顔は、目の前では
はっきり見ています。
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脳細胞が一日十万個ずつ死んでいく
ところが赤の他人のような場合は、顔はおろか
見たことさえ記憶に残りません。
しかし意識にのぼる記憶になっていなくても、
脳は一回見たものは全部記憶していると考えられるのです。
そういう記憶の貯蔵庫になるのが海馬と言われています。
あとになって何か必要があって思い出そうとして
「ああ、こういう顔だった」といえるのは
脳内モルヒネのおかげなのです。
人間は発育が完了した段階から脳も衰退に入りますが、
それは具体的にいえば百五十億とも百八十億ともいわれる
脳細胞が一日十万個ずつ死んでいくことを意味します。
しかしこれには当然、個人差があります。
活性酸素がひんぱんに発生するノルアドレナリン、
アドレナリンを出し続けているようだと、脳細胞の死滅は
加速されますが、脳内モルヒネがよく出るようにしていれば、
海馬を中心として、記憶や学習に関係する脳の部分が
つねに刺激されて脳の健康が保たれるのです。
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まとめ
記憶力がよいとかわるいとかは、頭のよしあしというよりも、
脳内モルヒネがどれだけ出せるかによって決まってきます。
つまり脳内モルヒネの出がわるくなると、
記憶力も鈍ってきてしまうのです。記憶力が衰える原因は、
脳血管の目詰まりとか脳の損傷とか他にもたくさんありますが、
そういうこととは別に脳内モルヒネが記憶を高める能力を
もっていることは間違いありません。
TV・新聞・雑誌で話題のベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士