メタボ改善で長寿にまず起ったことをあたりまえと考える

私はメタボで成人病でした。

「脳内革命」を実行して今は正常値になりました。
記録的ベストセラー、待望の第2弾が出ました。
その記事をご紹介しますね。

 

 

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実際にどうやってプラス発想にすればよいか

私の患者さんで拒食と過食を繰り返す女の子がいました。

この女の子のものの考え方が典型的なマイナス思考型だったのです。

 

何が起こっても「なんで私だけ、こんなに損をするの」と

いうふうに考える。三人きょうだいなのですが、

母親から自分がいちばんうとまれていると思っている。

 

実際はそうではないのです。

むしろ母親はこの子に人一倍心をくだいている。

それをこの子は少しもわかろうとしないのでした。

 

それで拒食と過食を繰り返し、

アトピーの症状も出て私の病院へ来たのです。

 

はじめに私はこういいました。

 

「目の前で起きることを、すべてあたりまえと考えてごらん」と

たとえば交通事故を起こしたとしたら、

それを不幸な出来事ととらえるのではなく

「車に乗れば事故が起きるはあたりまえなんだ」

と考えなさいということです。

 

母親にしかられたら、しかられる原因があったからだと考える。

 

こんなぐあいにすべての現実を「当然のこと」と

受容することを学ばせたのです。

 

はじめは抵抗しましたが、

しだいに慣れてくると、アトピーのために出ていた耳だれがなくなりました。

 

実際に回復がみられたことから、

彼女は私に強い信頼感を抱くようになりました。

 

そこで私が次にやったことは意味づけでした。

目の前で起こったことに対して「必ず意味があるんだよ

それを見つけてごらん」といって考えさせたのです。

 

 

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この子はそれまで自分にいやなことがあると、

すぐに逃避する癖があったのです。

たとえば親から何かいわれると、すぐ自分の部屋に閉じこもってしまう。

 

そして、まったく食べ物を受け付けなかったり、またあるときは、

ひたすら食べ続ける。

はそんなときはその食べ続けることの意味を考えさせようとしたのです。

 

彼女自身はそんな自分を「いやだ」と思っていました。

こういう自己否定はよくありません。

どんな場合でも自己を否定してまっては脳内モルヒネは出てこない。

 

そこでそうではなく、「食べることには大切な意味がある」と

いうふうに考えさせたのです。

そのうちに彼女は、みるみる明るく元気になって退院していきました。

 

多くの人が勘違いしているのは、

現実に起こったことで自分はいろいろ左右されると思っていることです。

 

プラス発想というのは、このようにすべてを自分にとって

プラスに考えていくことなのです。

ただ、いきなりプラスに考えるのはむずかしい。

 

だから最初は「あたりまえ」とまず受け入れる。

受け入れればプラスに考えやすい。

 

受容とはプラス発想をするための準備なのです。

 

次にその意味をプラスにとらえていくというぐあいに、

ツーステップで行えばプラス発想はわりと簡単に

できるようになります。

 

いちばんいけないのは、最初の段階で「わアー、いやだな」

と思ってしまうことです。

 

そうなったらストレスホルモンや逃避ホルモン、

闘争ホルモンの世界になって、脳内モルヒネは絶対に出てきてくれず、

マイナス思考しかできなくなります。

 

 

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まとめ

交通事故にあってケガをする。たいへんだ、仕事に差し支える。

修理代や治療費がかかる。ひどい目にあったと考えます。

これがふつうかもしれません。出来事はただ単純に出来事であって、

それじたいはたしかに現実ですが、

問題はその人がその出来事をどうとらえるか、そのほうが影響は大きいのです。

事故にあったが、かすり傷ですんだ。「大ケガしなくてよかった。

これはきっと気を付けろという天の忠告なのだろう」と

考えていくことだってできるのできるのです。

プラス発想というのは、このようにすべてを自分にとって

プラスに考えていくことなのです。

 

300万読者に感銘を与えた記録的ベストセラー‼

これは「脳内革命」の引用文献です。

著者 春山 茂雄 医学博士