私はメタボで成人病でした。
「脳内革命」を実行して今は正常値になりました。
記録的ベストセラー、待望の第2弾が出ました。
その記事をご紹介しますね。
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血圧が上がったからと、やたらと下げてはいけない。
現代医学の欠陥の一つは「体全体のことを考慮に入れない」ことです。
たとえば血圧が上がったとします。
すると「これはいけませんね」といって血圧降下剤を与える。
こういうことがいとも簡単に行われ過ぎるのです。
血圧が上がるのはどういうことなのか
体の一部に血液の流れのわるいところができたからなのです。
それを察知した脳が「どこそこの血液の流れがわるくなっている」
とのサインを心臓に送る。
それを受けた心臓が血流をよくするため血圧をあげてくる。
慢性胃炎の血圧の上がり方などはそういうものです。
血液の一部の流れがわるいために血圧を上げるのは、
けっして好ましいことではありません。
しかし体はそうやってわるいところを治そうとする。
血圧上昇はそのときの体の状態にとって必要なことがほとんどなのです。
ところが現代医学は血圧が高いとすぐに下げようとする。
いたずらに血圧を下げると、血液が目詰まりした箇所が
もっと詰まってしまう恐れがある。
すべてがそうだとはいいませんが、
血圧が上がったらといってやたらにさげてはいけない。
こういう感覚がまず必要なのです。
風邪も同じ熱がでるのは?
風邪をひくと熱が出てます。
熱がでるということは「体内にばい菌が入ってきた」
というサインなのです。
ばい菌を殺そうと白血球が増えたり、
抗体をつくったりと大忙しで臨戦態勢に入っている。
それには体温を少し下げてやったほうが反応が早く進む。
それでふだんよりも体温が上昇してくる。
つまり体はちきんとした理由があって発熱させているのです。
それに水を差すようなことをしているのが解熱剤というものです。
たしかに発熱すると気分がよくない。
体はだるいし、食欲はなくなる。仕事にも差し支えることでしょう。
「先生、熱冷ましをください」といってくる気持ちはよくわかりますが、
現代医学はあまりに患者さんの都合や感覚に応じ過ぎてしまっているのです。
解熱剤を飲めばたしかに熱は下がります。
注射の一本もすれば一発です。
でも、そればかりをやっていると、
体が病気と闘う能力を身につける暇がない。
子供の喧嘩に親が出てきて、
いつも決着をつけてやっているような状態になってしまうのです。
局所は局所で治さなければいけませんが、体全体がネガティブに
ならないように治せる方法を見つけなければならない。
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食事、運動、瞑想、マッサージの効果
局所医学に偏り過ぎた西洋医学の治療だけでは、
そういう発想の治療はできなくんなっている。
体全体をみるのが得意な東洋医学の方法も活用する
必要があるのはそのためです。
東洋医学は食事と運動と瞑想、それにマッサージで
病気を治そうとします。
局所医学に慣れた人からみるとウソみたいな方法です。
症状を訴えて医者に診てもらったら「運動しなさい」といわれた。
薬も出してくれない。
これでは病院へ来た甲斐がないと感じてしまうのが
いまの患者さんたちです。
それくらい患者さんのほうも、局所医学に慣れきってしまっている。
でも、これは長い目でみたらとても危険なことといわねばなりません。
自分で自分の寿命を縮めているようなことだからです。
そのよい例が抗ガン剤の使用です。
抗がん剤というのは健康な人が使ったらガンになりかねないすごい毒物です。
ガンになった人は「毒をもって毒を制す」でやむをえずに使っている。
抗がん剤くらい局所に照準を当てて全体を犠牲にする薬は他にありません。
それでも局所医学にマインドコントロールされた人たちは、
それに頼ろうとする。
患者さんもそうなら医者もそうです。
それで治ればまだいいのですが、
副作用に苦しめられながら、わずかな延命しかし期待できない。
このような医療ははっきりいって間違いでしかありません。
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まとめ
局所医学への執心には医者の場合はもう一つ別の理由があって、
それは「運動しなさい」というだけではお金がもらえないことです。
検査をしたり薬をあげたりしないと、
われわれ医者は飯の食いあげになるの恐れがあるのです。
「あなたの病気はまだ初期だから運動しなさい。
運動すればよくなりますよ」といった患者さんの生活指導をして、
それをきちんとカルテに書けば技術料がもらえる。
そういうシステムにしないと、いつまでたっても局所医学の
弊害は改められないでしょう。
300万読者に感銘を与えた記録的ベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士
長い記事になりましたが、多くの方に
参考になるようにしました。