若さを保つ食事の習慣
団塊世代この歳になって一番気を付けなければならないのは
「正しく食事をとる」ということです。
人の健康は食事から成り立っています。
その証拠に消化器を痛めると体はみるみる衰弱してしまいます。
その状態では何事も前向きではできないのです。
食に気を使うということは、生命力の源なのです。
決して馬鹿にはできません。
わが国では100歳を超える長寿の人が何人いるかと言えば、
平成23年9月13日に厚生労働省が発表したデータでは4万7756人です。
これは41年連続、過去最多です。
このうち女性が4万1594人(前年比3014人増)、
男性は6162人(前年比293人増)です。
さらに、国立社会保障人口問題研究所の発表によると、
いわゆる団塊世代(昭和22年~24年に生まれた人)が65歳以上となる
平成27年には、高齢者の人口は3000万人を超えます。
平成47年には33,7%が高齢者になります。
こうなると、病弱な高齢者が増えれば増えるほど
日本という国は成り立ちません。
この人たちの健康は医療費にかかわることはもちろん、
日本経済の根幹にかかわります。
老いてなおかつ元気な人が多くないと日本は成り立たなくなるからです。
元気な日々を送るためには、食事が最も大切です。
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「良く噛む」ということが大切です
若く保つための「食事の習慣」で大切なことがあります。
それは「良く噛む」ということです。
噛めば唾液がたくさん体内に取り込まれます。
唾液には成長ホルモンの一種である「バロチン」が含まれています。
良く噛むことが食事では大切で、「若返りの秘訣」になるのですから、
早食いの人は気を付けたいですね。
また、中国でも、、唾液の効用について言われています。
中国の気功では唾液のことを「津液」といい、それをよく飲むと、
若さを保つとされているのです。
年齢を重ねると、体から潤いが消えて、口が乾きやすくなりますが、
良く噛むことで、この退化を補えるのです。
毎日の食事では食の効果が半減しないように、
良く噛んで栄養を100%取り込み、
いつまでも若くありたいと思います。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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