速報「チバニアン」見学者続々普段の10倍超になった。

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小湊鉄道月崎駅下車

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小湊鉄道月崎駅からチバニアンまでの案内図

https://goo.gl/maps/PF6rHq331iN5N4tdA

地質学上の時代」興味持って見学者が10倍

「チバニアン」地質学上の時代のうち、
約77万4000~約12万9000年前の時代を指します。

国際的な科学者組織「国際地質科学連合」(事務局・北京)が
2020年1月17日の理事会で命名を決定した。

市原市の地磁気逆転地層は、その時代の始まりを代表する基準地。

 

地磁気逆転地層を見学者

普段の10倍超早くも命名効果!

「チバニアン」(千葉の時代)が地球の歴史の一時代として命名が
決定されてから最初の週末になった1月18(土)~19日(日)には、
根拠となった市原市の地磁気逆転地層(国天然記念物)に、
市内外から多くの見学者が訪れた。

好天に恵まれた19日は普段の10倍以上の見学者がつめかけ、
早くも命名効果が表れた。

 

地磁気逆転地層の調査あと

「チバニアンビジターセンター」も設置

地磁気逆転地層では、地層の断面があらわになった露頭を見学できるほか、
付近には仮設ガイダンス施設「チバニアンビジターセンター」も設置している。

1月19日(日)は、センターが開く午前9時ごろから見学者が絶えず来訪。

地層の標本などを展示している施設内では、
見学者が「いつから研究しているのか」
「地層にコンパスを近づけるとどうなるのか」などと
熱心に質問し、5人のガイドが解説に大忙しだった。

地元町会の広報部は「これまでにないにぎわいだ」と驚く

地元の田渕町会の広報部長でガイドを務める鈴木理士さんは
「これまでにないにぎわいだ」と驚いている。

鈴木さんによると、1月19日(日)は普段の10倍以上となる268人が見学ひ訪れ、
天候が崩れた1月18日(土)も41人が訪れた。

露頭周辺では、写真撮影をしたり、ガイドの説明を聞いたりする
見学者で人だかりができた。

 

地磁気逆転地層の調査現場

チバニアン見学者の声

命名をニュースで知り、初めて訪れたという船橋市、
自営業山崎正和さん(73)は「千葉県から世界に誇れるものが新たにできた」と喜んだ。

5年ほど前に初めて訪れ、4回目の見学だという千葉市美浜区、諸隅和文さん(65)は
「かねて命名の決定を待ちわびて居たので、うれしくて改めて見に来た」と
興奮気味だった。

 

見学者が見やすい整備も考える

この日は、急増する見学者のために、市職員も駆けつけてガイドを担当。
市教育委員会ふるさと文化課の今泉敬士郎課長は「多くの人にチバニアンを
知ってもらうのは喜ばしい。

地層と同じ高さで見学できるデッキを作るなど、
見学しやすい整備を考えていきたい」と語った。

露頭周辺で説明を受ける

 

月崎駅は国の有形文化財:駅開業(大正15年)9月1日

私はチバニアン地磁気逆転地層見学会に参加して月崎駅に降りて
率直にだいぶ年数が経っている駅だなあと感じたました。
小湊鉄道月崎駅本屋とプラットフォームは国の登録有形文化財に
登録されている。ことが後でその歴史が分かりましたので
記事にしました。

 

月崎駅風景写真

月崎駅の住所:〒290-0547千葉県市原市月崎539
月崎駅TEL:0436-21-6771
月崎駅開業:1926年(大正15年)9月1日

引用文献

読売新聞 社会・地域