チバニアンは地磁気逆転地層
千葉県が今一番話題のチバニアン市原市田淵の地層を
ご紹介させていただきます。
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マンモス存在、地磁気反転期
(2017年11月14日読売新聞記事より)
地質学上の時代名で、約77万~12万6000年前が、
「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と命名される
見通しとなった。
茨城大学岡田誠教授
国際組織「国際地質化学連合」の作業部会による投票で
、千葉県市原市にある地層がイタリアの候補を抑え、
時代を代表する基準地に選ばれました。
小湊鉄道月崎駅からチバニアンまでの案内図
→https://goo.gl/maps/RsgNu7g9zQPXzfHEA
今後の審査で決定されれば、
地質時代に初めて日本の地名が加わる。
千葉の地層由来
地質時代は、地球のN極とS極が入れ替わる地磁気の反転や
生物の大量絶滅などを境に、115に区分される。
同連合学が時代を代表する地層を「国際標準模式地」として
1か所選び、時代名を決める。
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チバニアン現地風景
今回の時代は最適な地層が決まっておらず、名前がなかった。
国立極地研究所など日本のチームは、市原市の「千葉セクション」と
呼ばれる地層に、この時代の特徴を示す地磁気反転の
痕跡があるなどとして、今年6月、国際標準模式地とするよう
同連合に申請「チバニアン」の命名案を発表した。
ただ、イタリアのチームも、同国2か所の地層を申請。
近くの海の名にちなむ「イオニアン」を主張していた。
関係者によると、今月上旬までに行われた作業部会の
投票で、日本が6割以上の票を集めた。
チバニアン現地参加者
今後、同連合の二つの委員会と理事会による3段階の審査があるが、
これまで覆った例はほとんどないという。
最終的な決定は来年になる見込み。
研究チームの岡田誠・茨城大教授(古地磁気学)は
「チバニアン誕生に向けて大きな一歩だ。
今後の審査の行方を見守っていきたい」と話している。
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まとめ
都心から(67,6㎞)と高速道路を約1時間半位で着く距離にある。
これから周辺の整備が必要ですが、
千葉県の観光名所としても大きく期待されるところです。
月崎駅は国の有形文化財
私はチバニアン地磁気逆転地層見学会に参加して月崎駅に降りて
率直にだいぶ年数が経っている駅だなあと感じたました。
小湊鉄道月崎駅の開業は大正15年9月1日
月崎駅本屋とプラットフォームは国の登録有形文化財に登録されている。
あとで、その歴史が分かりましたので記事にしました。
月崎駅前風景写真
月崎駅の住所:〒290-0547千葉県市原市月崎539
月崎駅TEL:0436-21-6771
月崎駅開業:1926年(大正15年)9月1日
引用文献
読売新聞 社会・地域
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