千葉県が今一番話題のチバニアン
千葉県が今一番話題のチバニアンを現地で
岡田誠教授の視察研修を受けてきましたので
ご紹介させていただきます。
茨城大学岡田誠教授
今回、国の天然記念物に指定されました。
この指定で次に命名認定の後押しになることが期待できる
ようになりました。
地質学上の時代名に命名される見通しの「チバニアン」
(千葉の時代)の根拠となる市原市の「養老川流域田淵の
地磁気逆転層」が10月15日に国の天然記念物に指定された
ことが発表されました。
命名を巡っては国際地質化学連合が審査中で、今回の指定が
「チバニアン」認定の後押しになることが具体的になったのです。
千葉県教育委員会によると、地層の面積は約2万8490平方メートル。
房総半島の急激な地殻変動や養老川の浸食作用によって露出した地層で、
地磁気逆転の痕跡が良好に保存されています。
約77万年前の噴火による火山灰が、地磁気逆転を示す
境界付近に積もり、時代の別れ目を視覚的に確認できる。
市原市によると、「チバニアン」が注目された昨年11月以降、
地層の見学者はこれまでに、約4万4000人(9月末現在)に上る。
地磁気逆転調査の痕跡
天然記念物の指定により、保存に向けた整備費などが国から
補助が受けられるようになりますので、
市原市は今後、駐車場やトイレの設置や地層を含む土地の市有地化を
進めるほか、現地ガイドの育成などにも取り組む方針だと発表しました。
市原市にはこの日早速、指定を祝うポスターを掲示して、小出譲治市長は
「大変誇らしい。有識者らの意見を採り入れながら、見学環境の整備を
行っていく」とのコメントを出した。
地元の田淵町会長、石井和好さんは
「保存や活用への取り組みを進めていきたい」と談話を発表した。
「チバニアン」の命名にも注目が集まる。
研究チームの岡田誠・茨城大教授は
「指定により、地層を保存しつつ研究する条件が整った。
チバニアンが認められるための必要条件が満たされてひと安心」と語った。
岡田誠教授によると、4段階ある審査のうち2段階目が大詰めを迎えており、
今回の指定についても今後、追加資料として提出するという。
早ければ来年にも最終審査が行われる見通しだ。
国の有形文化財月崎駅のご紹介
私はチバニアン地磁気逆転地層見学会に参加して月崎駅に降りて
率直にだいぶ年数が経っている駅だなあと感じたました。
小湊鉄道月崎駅本屋とプラットフォームは国の登録有形文化財に
登録されている。ことが後でその歴史が分かりましたので
記事にしました。
月崎駅風景写真
月崎駅の住所:〒290-0547千葉県市原市月崎539
月崎駅TEL:0436-21-6771
月崎駅開業:1926年(大正15年)9月1日