孤立しないで、ボケないためにも社会と共存して楽しむ

 

 

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「社会」から孤立しないようにする

 

 

歳を重ねていく中で注意しなければならないのは「社会からの孤立」です。

 

団塊世代が高度成長の中で地方から多くの人が都市に移動し家庭を持ち、
団地やマンションなどに住むようになりました。

 

そこで、都会では「核家族」が増え、プライバシーを大切にして、
かかわりを少なく生きる習慣ができてきました。

 

それはある意味では「生きやすさ」、「煩わしくない」
というメリットがありますが、今問題になっている、

「無縁社会」、「孤独死」をもたらしているのです。

 

一昔前や、田舎ではお互いに干渉し、かかわりあい、
つながって生きてきたのです。

 

「班」や「区」という小さな集合体が組み合わさって、
支えあって生きるシステムがあったし、今も存在しています。

 

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しかし、都会のプライバシーは、「隣は何する人ぞ」という
「かかわらない」、「知らない」という人間関係の
希薄化が進んでしまいました。

 

そのために、高齢化して、病を持ち、生活苦などが重なると、
セイフティネットがあまり機能しないで、
「あの人は最近見かけない」と見られていた人が、
実は何か月も前に孤独死をしていた。

 

年老いて病死したら、そこに同居していた体の不自由な子供も
一緒に餓死していたなどということも増えてきました。

 

日頃から世間との交流が大事です

 

NHKの番組では、自殺して身元も
わからず引き取り手もない「無縁死」が
3万2000件にも上ると報道されています。

 

このような悲しい形で、最期を遂げることがないように
しなければならないのは、行政の仕事でもありますが、

社会に積極的にかかわり、人とのつながりを維持したり、
増やしていく日頃からの個人としての習慣も大切だと思います。

 

先日はゴルフのコンペの誘いが前日にあり、
取るも取らずに参加しましたが、
多くの楽しい仲間が増えました。

 

みんな同じように孤立した人のよせ集めが、
集いあって楽しく騒ぎ、笑っていました。

 

大切なのは、面倒がらずに人の誘いにはできるだけのって、
つながりを増やすことです。

 

これが「孤立化・無縁」を防ぎ、悲しい最後にならない
大切な考え方なのです。

強いて言えば、孤立は自分がもたらしたものとも言えるのです。

 

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

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