在宅介護課から施設介護まで
施設に入らないで自宅で介護を受けたいと希望する人は、
次のようなサービスが受けられます。
介護は必要でも同居者がいるし、施設よりは自宅で介護を
受けたい人へのサービスの内容です。
①訪問看護
(訪問介護ステーションや医療機関の看護師が家庭を訪問し、
主治医と連絡を取りながら病状を観察したり、床ずれなどの手当を行います)
②訪問リハビリテーション
(理学療法士や作業療法士が家庭を訪問して、生活の自立を
助けるためのリハビリテーションを行います)います
③通所介護
(デイサービスセンター(日帰り介護施設)などに通い、食事、
入浴の提供や日常動作訓練、リクレーションが受けられます)
④通所リハビリテーション
(介護老人保健施設や医療機関などに通い、理学療法士や
作業療法士によるリハビリテーションが受けられます)
⑤福祉用具の貸与
(心身の機能低下した高齢者に、車いすやベットなど
日常生活を助ける用具を貸し出します)
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次に、老人ホームで人気のある特別養護老人ホームですが、
経済的な負担が少なく、公的な運営で安心できるため、
入所希望者が多く、自宅での介護者が疲れてきたというような場合でも、
なかなか入れないのが実情です。
しかも、特別養護老人ホームへは、必要性の高い人から
入所できる仕組みになっていますので、自治体の施設では入所の
必要性を数値化して名簿に記載しています。
ただ、地方によって個室ですこし高い部屋ならば、
「それほど待たないで入れる」というところもあるので、
とりあえずは問い合わせてみましよう。
どうしても待てない、と急ぐ人は有料の老人ホームを選ぶことになります。
有料老人ホームは3つに区分されます。健康型、住宅型、介護付き型です。
「介護付き」と名乗るからには都道府県から「特定施設入居者生活介護」
に指定されたものでなければなりません。
指定なしに「介護あり」などと名乗るのは禁じられているので、
騙されないようにしましょう。
指定された老人ホームでは、介護スタッフがいるだけでなく、健康的な生活を
送るための入浴や排せつ、食事といった支援・援助はもちろん、
リハビリや痴呆対策のためのリクレーションなども
用意されているのが普通です。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
77歳やっさんブログを
最後までお読みいただきありがとうございました。
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