無理のない、許せる範囲で冠婚葬祭のお付き合いをする

 

 

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無理のない冠婚葬祭を行う

 

歳を重ねていくと冠婚葬祭の範囲は次第に狭まってくるのが一般的です。

 

現役のサラリーマン時代は会社や、取引先との関係でいろいろな

お付き合いがありました。

 

また、親戚や兄弟の付き合いも結構な費用がかさんできます。

しかし、年齢を重ねると、退職で会社とのつながりが消え、

兄弟が少なくなり、という形で次第にお付き合いの範囲は狭まってきます。

 

結果的に冠婚葬祭の費用は限定されるのが一般的です。

 

相変わらずあるとすれば、不祝儀の縁かもしれません。

「あいつが亡くなった」、「そういえば彼も危ない」ということで、

葬儀や病院へのお見舞いに行く回数が増えるのが高齢者の特徴です。

 

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しかし、これも考えもので、お金が不足しているのに、

大金を支払う必要はないのです。

 

身の丈に合った御香典を出せばいいのであり、あいつは金額が少ないから

付き合いが悪いなどということにはなりません。

 

それなりにかかわりを持ち、許せる範囲で冠婚葬祭のお付き合いを

しておくことが、孤立化を避ける大切な人間関係ではないかと考えます。

 

これは私の話ですが、4年前に心臓の手術をしましたが、

見舞いに来てくれたのは、わずかでした。

 

このように、いかに現役のときに付き会いが広く、

活躍していたにしても、社会とのかかわりが少なくなってくると、

周りによって来る人も少なくなるのです。

 

大病でもこの程度ですし、まして葬式になって来きてもらって

もじぶんは全く知らないのですから、そこで「葬式はいらない」

という発想がでてくるのです。

 

だれも来ないような関係ならこちらもどこへでも行く必要はありません。

 

それなりの費用を出しておけばいいのであり、見栄は無駄といっていいのです。

 

若い人達の中でも「葬式はいらない」という考えの人が、急増しているそうです。

 

これも時代でしょうか。

 

もちろん「おれは違う」という方もいるでしょう。

人それぞれですね。

 

これが冠婚葬祭のルールといえます。

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

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