お歳暮・お中元は整理する
盆暮れのお歳暮・お中元も今となっては完全に形骸化しています。
むしろデパートなどの販売戦略に乗せられてしまっている
といっても過言ではないでしょうか。
夏は7月になると「お中元」が届けられ、12月になれば、「お歳暮」が届く。
その数をみて「俺も顔が広いな」と考える人も多いようです。
しかし、考えてみてください。
現役の時にはたくさんの品物がおくられてきましたが、
退職した途端、家に届くお中元、お歳暮は半減したという方も多いはずです。
あまり落差にがっかりする人も多いと聞きます。間違ってはいけません。
お歳暮やお中元はあなたに来るのではなく、
あなたの部署や立場に対して来るのです。
そこには人間の温もりもないし、
明らかにそろばん勘定というものが支配しているのです。
これを毎年やってなにがしかの効果があるかわかりませんが、
早々とやめてしまう会社や個人も結構多くあります。
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私はデパートの外商から送られてくる「お歳暮名簿」を
無視することにしました。
お歳暮は一種のマンネリです
形式的な贈り物はやめて、「これは送りたい」、
「この方には送っておこう」というときにだけ
贈り物をするように改めました。
私は、毎年の儀礼的にお歳暮を贈っていた会計士の奥様に
「お歳暮をやめようと思うのですが、どうですか?」と聞きましたら
「やめてくださるのは大変うれしい」という反応が返ってきました。
これが本当の気持ちなのですね。「むかしからやっているから」
というのは一種のマンネリであり、ここから抜け出せない会社や人は、
日常的なビジネスであり、
ここから抜け出せない会社や人は、日常的なビジネスや
立ち振る舞いにもマンネリの虫が巣を作っているかもしれません。
できればやめる、整理する方向で考えましょう。
もっと、有効なお金の使い方、投資の仕方があるはずですから、
柔軟に考えてお金は使うのが良いのです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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