妻の行動に口をはさまないようにすること。
夫婦間でいざこざが起こるのは、相手の行動や予定がお互いに共有
されていないときではないでしょうか。
人の予定は忘れてしまうものです。
妻「明日出かけてきます。友達と銀座でお茶するから」
夫「ええ、おれが友達を連れてくるといっただろ!」
妻「どうぞつれていらっしゃい」
夫「困るんだよ。お茶を出してくれないと・・・」
妻「私はあなたの秘書ではないわよ」
このようなか会話や口げんかはおそらく日常茶飯事ではないでしょうか。
いつも二人でいる時間が長いと起こること
これが「局地戦」のうちはいいのですが、
「お前はおれに協力してくれないな。妻だろう!」
などと言えば、全面戦争に発展して、
お皿のミサイルが飛んでくるかもしれなせん。
逆に、ご飯を作るのを放棄する「ストライキ」に発展しかねません。
このようなことを毎日のようにやっていると、
お互いにストレスがたまり、体に良くないし、
夫婦関係の亀裂の原因にもなります。
そこで私がやっているのは、大きなカレンダーを活用して
お互いの予定の確認です。
自分の予定はきちんと記載し、妻も予定を書く、
これで事前にお互いの行動を確認し、
関連があることは二人で話し合います。
これで、二人は喧嘩の数が減ってきました。
また、女性はいくつになってもお友達、
知り合いとの交流が絶えません。
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「井戸端会議」は女たちの特許です。
残念ながら男にはそのような習慣がありません。
男の会話は「最近、元気?」、うん、元気だ」。これで終わりです。
このような「生き物」である男性は、女性のおしゃべり好きは
理解できないのかもしれません。
相手への思いやりの心
しかし、これも女性の特徴なのですから、
そこを理解しないと、争いが増えます。
「また行くのか」などと余計なことは言わないで、
「気をつけてね」くらいの言葉を添える優しさが、
生活のほどよい潤滑油になるはずです。
なにしろ、女性の最大のたのしみは、「語らう」ことなのですから。
二人だけの家とは言え、その周りにはさまざまなかかわりの人や
出来事があるのですから、平穏な生活と夫婦関係のためにも
予定の確認は絶対に必要なことです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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