料理にこだわる体力作り
スーパーマーケットは食のデパートです。
そこには旬のものがたくさんあります。
野菜や魚、肉などをしっかりとって元気な毎日を過ごしましょう。
一人暮らしでも、夫婦でも「めんどうだから作りたくない」。
これは老化の始まりです。
食材を買い込んで、あれこれ考えることが脳を活性化させます。
料理本やテレビ、インターネットを見てレシピを考えるのも、
脳にはいいでしょう。
何にしても、スーパーの食材は新鮮です。
どのような料理法でもいいではありませんか。
自己流でもいいから食材を使って作るのが一番体にはいいのです。
食事で一番気を付けたいのは、野菜不足です。
これを補うために、「温野菜」を自宅で作りませんか。
鍋でもいいし、もっといいのは「タジン鍋」です。
これは温野菜を作るのに適していて、
日本でも流行っています。
水を使わないで、野菜などの素材から出る水分で蒸せば、
いろんな料理ができて美味しいのです。
肉やソーセージなどを入れれば、なお美味しくなります。
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タジン鍋は、もともとは北アフリカに始まり最近では
モロッコ、アルジェリア、チュニジアで盛んに使われています。
皆さんも、ぜひ用意して作ってみてください。
鍋はデパートなどで売っています。
団塊世代は基礎代謝の衰えがでてきます
また、ほかにも高齢者が注意すべき食習慣については
次のことが言われています。
年齢が増すにつれて体のさまざまな機能が衰えてきます。
その最大のものは基礎代謝の衰えです。
運動量が少なくなっている高齢者にとって、
特に気をつけたいことは「低栄養状態」です。
運動量が少なければお腹も空きませんし、
若いころに比べると消化器官も弱ってきていますから、
どうしても小食になってしまいがちです。
小食になって体内にとりいれる栄養量が少なくなると、
人間の体は蓄えていた栄養を使って代謝を行い、
体力を維持しようとしますので、
徐々の体重が減ってきて「瘦せる」という結果を招きます。
せっかく長年かかって蓄えた栄養を使ってしまうと、
免疫機能が低下して、
感染症にかかりやすい「低栄養状態」になってしまうのです。
この点はぜひとも食生活で注意して頂きたいのです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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