病気になったら、相談できるマイドクターがうしろだてになる

 

私はかかりつけの医院で誕生月の健康診断で
大腸ポリープが見つかりました。

 

そこは入院設備が無いために
院長先生の勤務していた大きい病院を紹介して頂き
同僚の先生を紹介してくれました。

 

紹介して頂いて安心して手術を受けることができて
お陰様で手術は成功することができましました。

 

私にとってその同僚の先生には
今も感謝しております。

 

 

 

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チーム医療は海外では常識?

 

 

ただ、さじ加減や本音やチームワークが大切だと言われても、
理想は理想でしかありません。

 

チーム医療は海外では常識となりつつありますが、
日本ではまだまだです。

 

しかも、すべての病院で可能というわけではありません。

 

ではどうしたらいいでしょうか。

 

なければ自分で作るほかありません、ただ、
一人で作るのはなかなか困難です。

 

そこで必要になるのがこれから述べるマイドクターです。

 

マイドクターという言葉をどこかできたことがあるかと思いますが、
要するに自分自身のプライベートドクター、顧問医のことです。

 

それほど難しく考えることはありません。皆さんが専門医と
対等にわたりあうのは非常に難しいことです。

 

どうしても強者と弱者、上下の関係になってしまいます。

 

そこで、専門医と対等にわたりあうことのできる、あなたの後ろ盾となる
ドクターが必要になるのです。それがマイドクターです。

 

本来は皆さんの身近にいる開業医こそが、かかりつけ医としてその使命を
果たすべきだと僕は考えるのですが、なかなかうまく機能していません。

 

であるならば、自分でかかりつけ医、相談医、顧問医・・・名前はなんでも
いいのですが、本音で気軽に相談できるマイドクターを見つけるしかありません。

 

僕はこの10年近く、数多くのガン患者さんと接しています。

 

そこで気付くことは、主治医とうまくコミュニケーションをとれている人が
驚くほど少ないということです。

 

しかもその主治医とのコミュニケーション不足が、
大きく治療を妨げているのです。

 

しかもその主治医とのコミュニケーション不足が、
大きく治療を妨げているのです。

 

もう少し人間的な付き合いができていて信頼関係が保てれば、
治療のさじ加減も可能だろうし、協働で治療にあたることもできるだろうし・・・
と残念に思うこともしばしばです。

 

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僕たちが、eクリニックという、主としてガン患者さんを対象にした
医療相談を始めたのは、本音で相談するすべのない患者さんに対して、
可能な限りマイドクターに近づくように本音で応えようと思ったからです。

 

病気になって、いきなり専門医と対等に向かい合うのは、どだい無茶な話です。

 

誰か専門家が後ろ盾となって支えなければ、まともな治療さえ
うけることができないのが現状なのです。

 

したがって、できればマイドクターは常日頃から確保しておきたいものです。

 

病気になったときに備えて、常に「おまえだったらどうする?」という
問いかけができる医者を確保しておくことは、これからは非常に重要なこと
なのかもしれません。

 

そうすれば、たとえマイドクター本人の専門でなくても、マイドクターの
ネットワークを駆使して、タッグを組むにふさわしい専門医を探してもらえる
ことも可能になるかと思います。

 

本当の病気には医者と患者の協働作業が不可欠であること、その患者にあった
さじ加減を加えるオーダーメード治療が必要なことなどは、ごく当たり前のこと
だと納得されると思います。

 

しかし不思議なことに、すべての医者が同意しているわけではありません。

 

まだまだ頑迷な医者、よく言えば保守的な医者も数多くいるのが現実です。

 

したがって、まともな医者のネットワークができあがるまでにはもう少し
時間がかかるでしょう。

 

それまでの間は、マイドクターを確保しておくのが賢明だと思います。

 

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著者  岡本 裕  医学博士

 

 

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