一病息災の生き方の基本は毎日歩くことです。
①糖尿病にも良い膵臓(すいぞう)で分泌されるインスリンが不足し、
その作用が妨げられて高血糖になる病気が糖尿病です。
歩くことで血中のブドウ糖が消費され血糖値が下がり、脂質代謝が活発になるため、
インスリンの働きが活性化しますので、糖尿病の改善と予防の効果があります。
②高脂血症や動脈硬化の改善と予防に歳を重ねると余分なカロリーが体内に蓄積されやすくなり、
中性脂肪の問題が出てきます。
歩くことで血中の脂肪を分解する酵素の活性化が起き、高脂血症を改善し、予防します。
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③腰痛やひざ痛の改善効果70歳前後になって腰がなんともないという人はまれではないでしょうか。「脊椎管狭窄症」という腰痛がその代表です。
単なる腰痛の予防や改善は腰の筋肉を強化する以外に治療法はありません。
歩くということは筋力の強化によって腰痛の改善をするのに最も効果的です。
さらに、リンパの流れや血行をよくするので、相乗効果でひざの痛みを軽減します。
④体の機能の活性化に役立つ亡くなる人や病気で弱っていく人は「機能不全」
ということが言われます。
体を動かさず、血行が悪くなり、さまざまな臓器の働きが悪くなるのも
機能不全につながります。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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