歩くことはこんなにトク
一病息災の生き方の基本はとても簡単です。「毎日歩く」ということです。
そのこうかは誰でもわかっていると思いますが、精神科医の斉藤茂太氏は生前、
「あるくということの効用」について、「頭脳の老化防止については将棋や碁をしたり、
読書をするよりは歩くことの方が効果的」と言っています。
なぜならば、将棋や碁、読書は頭脳の一部しか使いませんが、歩くときは
頭脳というコンピュータを総動員しなければならないからです。
しかも、歩くこというのは足を使うだけではなく心臓や脳も使うので全身の
さまざまなところに影響し、健康を維持するだけでなく、
むしろ若返る効果があるのです。
スポンサーリンク
ここでは歩く効果について、一般的に言われていることを紹介しましょう。
①ストレス解消まず、ストレスのかいしょうがあります。あるくことで
景色や人を見ると不思議と気分が爽快になってきます。
科学的にもあるくことがストレスに対して効果があることがわかっています。
②高血圧症の改善と予防歩くということはご存じのように「有酸素運動」です。
酸素を消費し、筋肉の収縮のエネルギーを発生させます。結果的に心肺機能を
高めて血圧を下げる効果が高まり、高血圧になりにくい体質を作るのです。
ただ、注意しなければならないのは、寒い季節の朝晩などに無理をして歩くのは
正常な人でも血圧が上がりやすいので、年齢を重ねた人はできるだけ条件の良いときに
歩く習慣をつけることがベターと言えます。
③心肺機能を高める歩く習慣を持つ人は心臓を弱らせる確率が低くなると言われています。
毎日コンスタントにあるくことで血圧が安定し、血中のコレステロールが改善されます。
これは動脈硬化を防ぐと共に、心臓を取り巻く血管を細くしたり、詰まらせるなどの
リスクを軽減します。
④肝機能の改善にも効果が歩くのは肝機能を強化させる作用もあります。
肝機能の状態を表すデータにGOTとGPTがあります。
私も、長い間不整脈の薬を飲んだり、睡眠薬を使用してきたので、
肝機能が不安定で基準値をオーバーしていました。
しかし、歩く機会が増えてきた昨今ではこのデータが理想的に改善されています。
スポンサーリンク