伝える気持ち、夫婦が長持ちするのは「気持ちが入る」事が大切

 

 

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何回でも伝える気持ちの効用、

 

奥様が毎日やっていることを思い出してください。

「あなたの大好きな果物があったから買って来たわ」、

「お酒が無くなったから買っておいたよ」

というのを聞いているはずです。

 

そうです感謝の気持ちをつたえる

 

奥様はそれこそ、日常的にあなたに対しての気持ちを込めて

買い物をし、あなたの好きな食べ物を用意しています。

 

ときには、デパートで靴下や下着はもちろん、似合うネクタイとか、

Tシャツなどを買ってきます。

「ありがとう」は言っているでしょうが、

「当然」と考えているかもしれませんね。

 

これは大問題です。

 

 

言葉だけのお礼は聞きあきているかもしれないからです。

ではどうするか。

あなたも奥様にまして、「花屋さんにいい花があったから

君に似合うと思って買ってきたよ」。

 

「君の好きなチョコがあったから買ってきた」。

さらには、

「重いからと思ってコメを買ってきておいた」などなど、

奥様がする以上に何かの行為をしなければ釣り合いが取れないのです。

 

夫婦が長持ちするのは、「気持が入る」ことが前提です。

 

女房がいて当たり前、家事は当たり前ではないのです。

 

だって、あなたも毎日が日曜日になっているのですから、

一方的に、何かをしてもらえるという特権はもはや無いのです。

 

定年後の夫婦は夫の努力が必要です。

 

定年後の夫婦はよほどの努力をしないと、

奥さんの関心はほかの若い男に向いていく可能性が高いのです。

 

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奥様はあなたの持ち物でも、ましてや奴隷ではないのです。

 

あなたの言うことを従順に「はいはい」と聞く妻などほとんどいませんよ。

 

あなたを大切にしてほしければ、あなたが妻に愛情の表現をしたり、

「感謝しているよ」という行動を日常の生活の中で

表現していなければならないのです。

 

ちょっとしたことでもOK.手を添えてあげる、手助けする。

 

この気持ちはダイレクトに相手に伝わりますから、

それらを心がけることが大切な夫婦の関係の潤滑油なのです。

 

私の友人の面白いキャラの人。

 

奥様に「愛してるよ」と冗談なのか、本当なのか、いつも言うのです。

 

日本人には苦手な言葉ですが、

先日も、相変わらず「愛してるよ」と、私の前で言っていました。

 

奥様は「またか」という顔をしながらも、にこにこして下を向き、

実に嬉しそうでした。

 

こんなところに、老いて仲良しの秘訣があるのかもしれませんね。

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

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