楽しく生きる、資産の中で他人にも思いやりの心をもつ

 

 

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ほどほど楽しく生きる

 

老後を楽しく生きるためにはいくつかの条件があります。

「げんきである」、「孤独ではない」、「お金にはそこそこに余裕がある」、

「役目があり期待されている」、「社会とつながっている」、

「人にあてにされている」。

 

考えてみればたくさんのあります。

 

ただ、基本はお金があって楽しむことがある、ということではないでしょうか。

その点からいうならば、私は幸せ者だと思っています。

 

年金がそこそこあり、家賃が入り、一緒にいる連れ合いがいる、

趣味のゴルフで友達がたくさんいる。

これ以上の幸せはないでしょう。

 

若いときから人に頼らず、人から借金もせず、逆に人を助ける

という考え方で生きてきたことで今日、幸せで楽しい日々が

送れているのではないでしょうか。

 

昔から、私は貧乏だったし、苦労や節約には慣れていました。

だから、無駄なお金は使う習慣もなかったのです。

なければないような生活を心がけてきました。

 

生活で最悪だったのは文化放送で働きながら、

夜は早稲田大学の政治学部に通っているときでした。

 

月末の給与支給の1週間前になると、財布は空になります。

 

これでは生きていけないので、すぐ近くの質屋さんにギター

などを持って行き、500円を借ります。

これで、何とか1週間はご飯がたべられたのです。

 

もちろん、給与が出たらギターは取り返します。

 

こんなぎりぎりの生活の中で生きてきましたから、

「老後の生活費はひと月35万円必要だ」などという

お決まりの目安など関係ないのです。

 

なければないよう暮らし、楽しみを見つける。

ここには「悲壮感」などないのです。

 

だから老後は心配ありません。

 

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誰でも、その人なりの資産の中で、ほどほどに楽しく生きる

という術を持つことが大切なのです。

 

本門仏立講 蓮行寺住職の小牧清立さんは、 ブログの話法で次のように述べています。

 

「人生、同じ苦労をしなくてはいけないのであれば、

若い間から苦労をしていくクセをつけていくことです。

 

しかもその苦労も、自分自身のことで苦労していくこと以上に、

他人のことで苦労していける真の<苦労人>になっていく

ことが大事なことなのです」

 

この考え方が老いてからの生き方を

意義あるものにするのではないでしょうか。

 

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

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