セカンドライフに「生涯学習」で新しい友を作る

 

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「生涯学習」で新しい友を作る

 

私たちが学ぶ場所はいくらでもあります。

 

その代表的なのが、歳を重ねた人を対象にした地方自治体の「生涯学習」です。

 

各自治体が盛んに実施しています。バラエティに富んだカリキュラムがくまれています。

 

文部科学白書によれば、生涯学習人口は年々増えて述べ4200万人を超えたようです。
それだけ老いて学ぶ人が多くなっています。

 

たとえば、美術、陶芸、版画、写真、木工、音楽、語学、パソコンなど、
カルチャーセンター顔負けの内容で充実しています。

 

ひとつの分野が終わったら次へと進んで行けば充実した内容を学ぶことができます。

 

生涯学習専門の施設も整っていますし、自治体も力を入れていますから、
せっかくのチャンスを大いに活用したいものです。

 

生涯学習の良さは、共に学ぶ人たちと知り合いの輪ができて、
新しい友達が生まれることです。妻や夫以外の付き合いも大切です。

 

なんでもよいから「話し合う。こぼす」という機会を持ってください。

 

それが生きていく力にもなり、溜まりがちなストレスを発散させます。

 

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新しい人との交流は人生の質を高め、楽しみを増やすでしょう。

 

もちろん、人気のある科目は申し込みも多いので抽選になるものもあります。

 

また、受講料も無料のものもあれば、300円、500円というようにいろいろです。

 

営利を目的にした団体が行なうものは月謝が1万円というものもあります。

 

無料のものは早い者勝ちや抽選になりますが、あわてず急がず、
チャンスを待つのがいいでしょう。

 

大切なのは学ぶ姿勢であり、「私は興味がない」というような
無関心型にならないことが大切です。

 

生涯学習の受講者は授業を受けるだけではなく、受付や会計など運営側にも
回ることもありますので、能動的に学習に参加し、頭を使って活動していきますので
、脳にも体にもこの上ない機会なのです。

 

あの人はイヤだ、この人には会いたくない、というようなわがままをいうと、
人を遠ざけ、自分が孤独になるだけです。歳を重ねたら、丸くなりましょう。

 

謙虚になって、協調と人に学ぶ心を持つことが、結果的に幸せを呼ぶ原点だと思います。
自治体に連絡して受講への行動を起こしてほしいものです。

 

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

 

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