年賀状は来たら出す
年賀状は形骸化しているのが現状ではないでしょうか。
私のところには今でも100通ほど来ますが、
そのほとんどは仕方ないから出しておく程度のものです。
年に一回どころか、10年20年30年と全く会ってもいない
友人から年賀状がきますので、こちらも出します。
どこか、次に来ないと困るという気持ちもあり、
惰性で出しているような気がしますが、これからの人生に
どれだけの必要があるのでしょうか。
「生存通知」というのがぴったりであり、年に一回の年賀状が
どれだけの価値があるのか疑問です。
これは何も高齢者だけの問題ではありません。
「やめたいけど来るので仕方なく出しているという人は
若い年齢でもたくさんいます。
Gooリサーチの調査では「年賀状は出さない」という
人が増えてきており、全体でも13%という数字が出ています。
今の時代にあった考え方を
年賀状を出したくない人への方法として、出したくない人には、
「来たら出す」とうことをやっていると、来なくなるといいます。
来なくなれば次に出さなくて済むので、この方法でやっていると、
自然に整理され、無駄な虚礼の年賀状のやり取りは次第に減って行きます。
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定年後は改めて良いと思います。
そういう私も先方から、切られてしまった例もいくらでもあります。
切られたとしても、今後お付き合いする機会も多分
ないだろうと思うならば、無駄なことをしているわけであり、
淘汰されていくのが自然と言えるのです。
まして、日頃、連絡は一切ないし、こちらもしない。
年賀状は若いとき、現役のツール
つながりは全くなくてかこにかかわった形跡があっただけ。
というのをごまかしながらやっているのは
好ましいことではないと考えます。
年賀状は若いとき、現役でこれからいろいろ
発展していくときのツールであり、
定年後は、整理整頓して、「自分がしたい」ということや
興味だけに限定した習慣を持つべきなのです。
引用文献
61才から始める 老いても枯れない生き方
著者 日向野 利治
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