脳内革命、高タンパク質低カロリー食が理想的

私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は

正常値になりました。その本の記事をご紹介しますね。

 

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高タンパク質・低カロリー食とは

 

私たちが食事からとる栄養素のうちで、タンパク質は味がよくありません。

タンパク質そのものはおいしくないのです。

 

いちばんおいしいのは脂肪で、次が炭水化物。

そのわりに美食メニューにタンパク質が多いのは、

適当に脂肪がまじっているからです。

 

ウナギでもビフテキでもうま味の本体は脂肪がらみといってもよく、

そのためタンパク質をとろうとすると太ってしまうのです。

 

脂肪はエネルギー源をためるうえでもっとも効率的なので、

体は脂肪が入ってくるとすぐに蓄積体制へと向かいます。

 

これは無理もないので、もし脂肪以外で私たちがいま

ていどのエネルギー蓄積をしようとしたら、

体重60キロの人なら315キロ必要になり、

小錦より大きい体にならないと間にあいません。

 

脂肪という便利な栄養素でためるから、いまの大きさの体で

いられるのだし、また何日かものを食べられない

状態になっても生きていられるわけです。

 

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あまった栄養素はみんな脂肪に変わる

しかし何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、

脂肪が必要以上に増え過ぎると、

これが血管の目詰まりにつながってくることになります。

 

一つ注意していただきたいのは、高カロリーの食事をすると、

タンパク質であれ炭水化物であれ、あまった栄養素は

みんな脂肪に変わる事実です。

 

エネルギーを蓄積するときはすべて脂肪だと思って

差し支えありません。

炭水化物やタンパク質も脂肪化するので、太るからと

脂肪だけ避けてもなんの意味もありません。

 

三大栄養素の役割はそれぞれ違うといっても、根本でつながっている。

どんな場合も食べ過ぎは体脂肪を増やすことになります。

 

タンパク質がどうやってエネルギーになるかというと、

アミノ酸単体のときにエネルギーになるのです。

 

脳内モルヒネはペプチドなのです

 

タンパク質が体に入ると、いったんアミノ酸に分解され、

それぞれの用途に応じたタンパク質に再合成されますが、その場合、

アミノ酸が百以上つながった分子のことをタンパク質と呼ぶのです。

百個以下の場合はタンパク質とはいわずペプチドと呼びます。

 

脳内モルヒネはこのペプチドなので、エネルギー化

することなくホルモンとして機能できるのです。

脳内モルヒネにはチロシンというアミノ酸が必ずあり、

チロシン単体でも脳内モルヒネに似たはたらきができるのですが、

これは燃えてしまうため残念ながら単体では利用できません。

 

脳のためには高タンパク質が絶対に必要ですが、成人病の原因、

つまり血管の目詰まりを起こすのは脂肪ですから、同時に低脂肪、

低カロリーの食事にしなければなりません。

 

瞑想と気功で脳内モルヒネを出す

 

ところがこの食事法がわからない人がかなりいるのです。

過激な運動は25歳まで、あとは筋肉を減らさないように

するだけでいい。

 

脂肪を燃やすにはゆるやかな運動も効果的ですが、

何にもまして効率的なのは、脳内モルヒネをよく出すことです。

瞑想とか気功によって脳内モルヒネを出していれば、

筋肉は減りません。

 

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まとめ

現代は食料が豊富な時代だけに、あるていどの栄養知識をもって

賢く食べないとどうしてもカロリー過剰になってしまいます。

脂肪が燃えるのは筋肉の中ですから、運動をして筋肉の中に脂肪を

引っ張り込みさえすれば適量の脂肪は食べてもいいのです。

ただ、この場合に血糖値の最大の問題になってきます。

血糖値が高いと脂肪は筋肉の中に引っ張り込めないのです。

引っ張り込める血糖値は、ふつうの人で100ミリ以下、

どんなに高くても150ミリ以下でないとダメです。

食後に体を動かすこと

食後の甘いものとごろ寝は百害あって一利なしです。

 

TV・新聞・雑誌で話題のベストセラー‼

これは「脳内革命」の引用文献です。

著者 春山 茂雄 医学博士