私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は
正常値になりました。その本の記事をご紹介しますね。
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ホルモンは脳の中の情報伝達人
脳というのはホルモンのかたまりといってもよいものです。
だが一般に理解されている脳は神経のかたまりの
ほうではないでしょうか。
神経細胞がいっぱいあって、それが電気回路のようになって
いて細胞と細胞をつなぐ電線のような突起が伸びている。
それらに微弱な電流が流れることで、脳の命令が伝達される。
こういう理解をしている人が多いようです。
しかし神経細胞が回路をつくって、そこに電線があれば
それで脳がはたらくかといいうと、そうではありません。
脳はホルモンがなければ何もできないのです。
というのは、神経細胞というものが、ある標的細胞へ
命令を伝えるためには、そのまま神経細胞が電気配線の
ようにつながって伝達されるのではないからです。
神経細胞間は小さなスキマ、があるのです。
そのスキマにホルモンが分泌されることによって、
情報を伝達するかたちがとられているのです。
ホルモンというのは脳の中における情報伝達人なのです。
この物質が脳のあらゆる場所で分泌され、
それによって脳が体全体に指令を送る。
そうすると体のほうでも同じようなホルモンが分泌され、
それによって情報を受け取った細胞が、
その命令にそった行動をするのです。
脳内モルヒもホルモンです。
ホルモンはアミノ酸からできています。
脳内モルヒネにとっていちばん大切なのは
チロシンというアミノ酸です。
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脳内モルヒネはたんに心と体を結ぶ化学物質で
あるといっても言い過ぎではないでしょう。
このように脳内モルヒネというのは、いろいろな役割をもっている。
これはつまり情報をもっているということなのでです。
βーエンドルフィンもたんに快感をもたらすだけでなく、
免疫力向上、記憶力の強化、忍耐力の創成と
いろいろなはたらきを導きだしてくれます。
人間が思うことなど「たかが思うだけじゃないか」といって
おれないのは、βーエンドルフィンのこうしたはたらき
一つとってもよく理解していただけると思います。
なお脳内モルヒネにはすぐれた鎮痛作用もあり、
この発見によって中国はり麻酔の効く理由も
はっきりとわかったのです。
脳内モルヒネの発見で麻酔の正しさが証明された
中国では昔からはりを打つことで、
いわゆる麻酔薬なしの手術を行ってきました。
鍼によってなぜ鎮痛効果が生まれてくるのか、
その根拠が科学的にはっきりしていなかったのですが、
脳内モルヒネにの発見によって、はじめて東洋医学における
はり麻酔の正しさが物理的に証明されたのです。
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まとめ
脳内モルヒネは心の領域に影響を与えるだけではなく、
体の反応にも密接な関係をもっていると考えられます。
脳内モルヒネは優れた鎮痛作用もあり心と体を結ぶ化学物質である。
TV・新聞・雑誌で話題のベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士