工場・倉庫で成功をつかんだ投資家、Cさんのテクニック 

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騒音が発生してもクレームゼロの工場

Cさん

所在地:埼玉県

土地:108坪の敷地

建物:古い鉄工場

投資金額:4860万円

賃貸料収入:672万円/年間

利回り:14%

 

オンボロ工場、に投資して安定した収益を上げ続けている

成功例Cさんが購入したのは、埼玉県のある鉄工場です。

 

工場を借りる人は後を絶ちません

 

築年数は50年ほどで、建物の壁は穴だらけでボロボロの状態でした。

天井の高さは10メートル以上で、2階もありましたが造りは簡単極まりなく、

歩いていると「床が抜けて1階に落ちてしまうのではないか・・・・」と

「不安を抱かされるような代物でした。にもかかわらず、

Cさんが購入してから、この工場を借りる人は後を絶ちません。

 

相場よりも賃料をいくらか安く貸す

 

現在、テナントとなっているのは、スケートボード関連の団体です。

スケートボードを楽しむのは、もっぱら若者たち。

プレイをする際には音楽を大きな音で鳴らすので、

騒音が近隣住民の苦情を招く可能性があります。

 

しかし、Cさんの物件がある場所は周囲にも工場が建ち並び、

日中は機械の音が至る所で鳴り響いているような環境だったので、

スケートボード場として使うのにはうってつけだったのです。

 

後々の裁判を考えて賃料を相場よりも安くるちなみに、

この物件をテナントに貸す際に、

Cさんは相場よりも賃料をいくらか安くしています。

 

万が一、建物の傷みが原因となって、スケートボード場の利用者に

不測の被害が生じた場合や、近隣住民との間でトラブルが起こったような

場合に、責任を負わされないようにすることが目的でした。

 

契約書の中で特約条項として定めていれば、オーナーは

近隣トラブルなどの責任を回避することが可能となります。

 

しかし、現実に裁判になった場合、個々の具体的なケースによっては、

オーナーに対しても損害賠償等の負担を求める裁判が下される

リスクがないとは言えません。

 

実際、裁判官の中には、「タダで工場を貸しているわけではなく

賃料収入を得ているのだから、何か問題が起こったときにはオーナーも

それなりの責任を負うべきだ」との考えを持っている人もいます。

 

 

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しかし、相場よりも賃料を安くしていれば、そうした考えの裁判官に対しても、

「テナントが前面的に責任を負うと約束した代わりに、

賃料を通常より低くしているのだ」と主張をすることが可能となります。

 

その結果、オーナー側が責任を負わされるリスクを大きく

軽減することが期待できるでしょう。

 

ボロボロの物件が借主がリホームし立派に

 

なお、Cさんの購入した工場は、借主が代わるたびに少しずつ

立派になって行きました。

 

最初のテナントだった鉄の加工業者が壁とシャッターを造り替え、

その後に入ったテナントも前面的なリホームを行いました。

 

このように、ボロボロの物件が、オーナーが手をかけずとも、

借主の手で魔法にかけられたかのように甦っていくのが工場・

倉庫投資の醍醐味なのです。

 

 

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まとめ

ボロボロの物件が借主の手でリホームし立派になったように

オーナーは何もしなくても建物の内装工事は借主が使いやすいように

リホームするのが工場や倉庫の特徴です。

 

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