私はかかりつけの医院で誕生月の健康診断で
大腸ポリープが見つかりました。
そこは入院設備が無いために
院長先生の勤務していた大きい病院を紹介して頂き
同僚の先生を紹介してくれました。
紹介して頂いて安心して手術を受けることができて
お陰様で手術は成功することができましました。
私にとってその同僚の先生には
今も感謝しております。
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本当の病気はチームで治す
本当の病気は意外に少ないものです。とは言え、年を重ねるにつれ、
かかってしまう確率が増えていくのはたしかです。
本当の病気になった場合、まずは一人にならないことです。
一人で病気にたちむかう、一人で主治医に立ち向かうというのは
とても無謀なことです。本当の病気を治すということは、
たとえるならヒマラヤの山に登るようなものです。
つまり、自分自身にもそれなりの気力、体力、知識が必要ですが、
専門のガイド、コック、荷物を代わりに背負ってくれるシエルパ、
通訳などのスタッフたちも不可欠です。
一人で登るというのはあまりにも無謀です。
現に多くの患者さんが、単独登頂にチャレンジして遭難の憂き目にあって
いるのです。まずはチームを編成し、みんなで安全確実にアタックする!
それが本当の病気への対処の仕方です。
本当の病気に対して、主治医(担当医)が一人というのはそもそもおかしな
話です。おそらく先進国では日本くらいではないでしょうか。
アメリカやヨーロッパはもちろん、お隣の中国や韓国でもチーム医療が
当たり前になりつつあります。
中国などでも、たいていの総合病院には、西洋医学を専門とする西医、
中国伝統医学を専門とする中医がいますし、両者が協働で一人の患者の
治療に当たります。
本当の病気は全身の病気です。単なる一つの臓器だけの問題ではありません。
したがって、外科医、放射線医、内科医、精神科医はもちろん、中医師や
補完代替療法にも詳しい専門医がチーム一丸となって連携し、
一人の患者さんの治療にあたる仕組みが不可欠だと僕は考えています。
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日本ではまだまだ理解が遅れています。
中国はもちろん、欧米でも中医を取り入れようとしています。
スイスでは2009年5月17日に、補完代替療法を国の正式な治療として
認めるかどうかの国民投票があり、67%(約3分2)の国民が賛成票を投じ、
正式な医療として認められるるようになりました。
つまり、日本以外の先進国では、もはや3大療法だけでは不十分であり、
もっとほかの手段も取り入れるべきだという考えが定着しつつあるのです。
本当の病気に対して、主治医が一人だけ、治療手段が3大治療だけ、
しかも標準治療の枠内だけ、それ以外はだめなんて、おかしいとは思いませんか?
チームに欠かせないのは専門医だけではありません。
もう一つチームに欠かせないのは、皆さんの周りにいて、
親身になってくれる人たちです。
つまり家族、友人などです。本当の病気を相手にするには、
自身の気力や体力を充実させたり、ある程度の情報をあつめたり、
医者と折衝したりすることが必要です。
しかし当事者である皆さん自身が多くの作業を一人でこなすのは
難しいですし、体力的にも精神的にもストレ負荷が大きすぎます。
情報収集したり、癒しになったり、相談相手になったり、
雑用をこなしてくれたりする人が必要なのです。
結局、皆さんの病気が治るかどうかは、もちろんあなたのありようも
重要ですが、あなたのチームのありようが一番のキーになるのです。
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読者に感銘を与えたベストセラー
これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。
著者 岡本 裕 医学博士