私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は
正常値になりました。その本の記事をご紹介しますね。
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病気にならない病気にさせないのが目的
私は病院事業の他に人間はドック、フイットネス、メデカル・
エステ、ウエルネスなどにも手を広げているため、
拡大主義者と思われることがあるのですが、
これはまったくの誤解というもので、私が目指しているのは
「病気にならない」「病気にさせない」ということだけです。
人間ドックをつくったときもそうでした。
ふつうの人間ドックは病院と大差ありませんが、
そこへ来るのは病人ではなくみんな健康人です。
しかし何か病気が発見されるのではないかと
内心ドキドキしています。
そういう人に無用の心理的な負担をかけないで、
むしろくつろぎ楽しんで「ああ、来てよかった」と思いながら
帰っていただくために少し工夫をしたのです。
まず内装を完全な和風にして、案内するのも看護婦さん
ではなく、和服を着たエスコート嬢にしたのです。
BGMでことの音を流し、検査後は懐石料理のサービス。
ビールもOK。
あんまり型破りなためか、いろいろ物議もかもしました。
しかし値段はよそと同じ。「なんだ、これは」と
来訪者はみんな驚くわけです。
人間ドックではその人のアキレス腱を探し、
どこがどう弱いのか、ほうっておくとどうなるかを
きっちりとみて、「このままでは脳をやられますよ」
「心臓をやられますよ」「ガンになりますよ」とアドバイスします。
それもただ「なりますよ」ばかりではなく、
「ならないためにどうすればよいのか」の処方箋も出しています。
処方箋の内容は食事と運動と瞑想、およびメデカル・マッサージです。
ふつうの人間ドックはいろいろな数値を出しますが、
それだけでは一般の人はそこから先どうしたら
よいのかわからない。
病気にしない方法があるのに、きちんとそれをやらないのは
お金にならないからで、いまの保険制度がわるいのです。
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理想をいえば、病気で医者の世話にならないのがいちばんよのです。
日常生活の中で自分でやれる方法を医者が伝授し、
それを実現すれば、ほとんどの成人病は防げます。
なぜなら成人病の大半はその人の日常生活の
乱れに起因しているからです。
はじめは健康ゾーンにいた人が、わるい生活習慣を身につけることで、
しだいに病気ゾーンへと移行していく。
そのプロセスがわかれば、その段階で適切な
アドバイスができます。
病気にさせない専門医とは
しかし、現実はほとんどの場合、そのようなアドバイスをしてもらえない。
してもらえるのは、かかりつけの医師をもっているような人たちだけなのです。
そのような人たちの受けるアドバイスも、とおりいっぺんのことが
多いのですが、私は病気にさせない専門のかかりつけ医
になりたいと思っています。
東洋医学は予防、健康増進に医療の中心をおき、その人の
自然治癒力を引き出すのですから、医者といえどもそう
考えるのが自然だと思うのです。
医療が病気だけをみる時代はもう終わりを告げています。
これからはだれもが「病気にならない」ことを考えて
ほしいのです。
医者も患者もその考えで一致すれば、それだけで医療費は激減するはずです。
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まとめ
健康のために何かを犠牲にするのをやめることです。
薬物療法がその典型的な場合といえます。
子供のぜんそく発作や、アレルギーも、
引き金は薬物であることが多いのです。
日常生活の中で自分でやれる方法を医者が伝授し、
それを実現すれば、ほとんどの成人病は防げます。
成人病の大半はその人の日常生活の乱れに起因しているからです。
TV・新聞・雑誌で話題のベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士