一つの時代錯誤、ガンセンターはほとんど要らないと思います

 

 

 

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ガンセンターとは、

 

大学病院のほかに、もう一つ時代錯誤のものがあります。
それがガンセンターです。

 

ガンセンターは全国に20カ所あまりありますが、
現況であればほとんどが要らないと思います。

 

理由は明白で、3大治療、特に抗ガン剤だけでガンを治そうという
発想が大勢を占めているからです。

 

極端に言えば、ガンセンターというのは抗ガン剤の実験場とも
言えるかと思います。そもそも、ガンは全身病です。

 

3大治療だけでは不十分であることはもちろんですが、ガンの治療には、
メンタルのケアや、食事の指導、そしてサバイバーたちによるサポートも不可欠です。

 

 

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時代の流れに逆行するように、3大療法だけでガンに立ち向かおうとする姿勢は、
あまりにも時代錯誤が甚だしいと言わざるを得ません。

 

チーム医療もまだまだおぼつかない、中医も取り入れない、
代替医療も取り入れない、サバイバーたちによるサポートもない、
そんなガンセンターに、あまり存在価値はないのではないでしょうか。

 

しかし、大学病院もダメ、ガンセンターもダメであれば、
一体どうすれば、一体どうすればいいのか?

 

大学病院にも、ガンセンターにも行くなと言うのか?
とせまられそうですが、そういう意図ではありません。

 

言いたかったのは、過大な期待を持って訪れると、
理想とのギャップが激しすぎて受けるショックが大きいですよ、

 

という事です。つまり、それぞれの施設の特徴と限界を踏まえた上で、
いいところをうまく活用すればいいのです。

 

決してすべてをゆだねてはいけませんマイドクターを確保しながら、
うまく活用していただければと思います。

 

 

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著者  岡本 裕  医学博士

 

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