今回は私が読んで衝撃を受けた
2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
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ガンの放置療法をでピンピンコロリ
理想的な人生のしまいかたとして、よく「ピンピンコロリ」と言う言葉が使われます。
死のまぎわまで元気に生きて、コロッと逝く。
意外に思われるかもしれませんが、僕が確立した「ガン放置療法」は、
このピンピンコロリをかなえられる可能性が、かなり高い方法です。
ガンは治療しなければ、痛みのコントロールは完璧にできるし、
死のまぎわまでボケたり意識不明になることなく、比較的、頭がはっきりしています。
「散歩を楽しむ」程度のアクティビティも、失わないでいられます。
俳優の緒形拳さんは、肝臓ガンのことを家族以外には言わず、手術も抗ガン剤も
「仕事ができなくなるから」と拒否して遺作ドラマ『風のガーデン』の撮影を終え、
制作発表にも参加して、その5日後に亡くなりました。
親友の津川雅彦さんに 体を大事にしろよ
治ったらうなぎを食べに行こう」と声を掛けた数時間後に、
眠るように息を引き取ったそうです。
多くのガンを放置するとで、緒形さんのような大往生が可能になると思います。
ガンで自然に死ぬのはすごくラク
僕は30年間、「どうしたら、ガン患者さんが最も苦しまず、最も長生きできるか」
という観点から、無理や矛盾のない診療方針を考え抜きました。
そして「ガン放置療法」に到達しました。
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「ガンもどき」」なら移転の心配はなく、「本物のガン」なら治療をしても
しなくても死亡率に差がなく、延命期間も同じ。
ならば、そのガンによる痛みや機能障害が出たときに初めて、
痛み止めや放射線治療、場合によっては外科手術をすればいい。
「これは世界で最も新しい治療法であり、考え方であるとともに、
最善の対処法である」と確信しています。
昔、家庭で亡くなっていた人の「自然死」の大部分はおそらく、ガンだったと思うんです。
もし診断をしたとしたら、男女ともに胃ガン、女性ならそれに次いで
子宮ガンが多かったでしょう。
ガンで自然に死ぬのは、すごくラク。健診などで無理やりガンを見つけ出さず、
もし見つかっても治療しなければ、逆に長生きできる。
これは、日本人が大人になってかかる、ほかのほとんどの病気にも言えることです。
いったん「自分の命のことは、自分で考えて決めよう」と
決意すると、今判断の材料は、とても豊富です。
「ガン 放置」でインターネット検索しただけで、数十万件もヒットします。
よりよい人生を、自分で切り開きましょう。
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引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠