次はどこ行の?,次は何するの?は子どものセリフを大人が言ったら?

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「次はどこ行の?」「次は何するの?」は子どものセリフ

電車の中などで母親の服を引っ張って、「ねー、次はどこ行の?」
「これから何するの?」「ご飯いつ食べるの?」などと
質問攻めにする子どもを見かけます。

甘えるように「ねーねー」と繰り返す姿はなんとも可愛らしいですね。

では、同じことを大人がやったらどうでしょうか。

60代くらいの母親とその娘が外出する際、
似たような会話をしていることがあります。

たとえば、デパートの中などで娘のほうはサッサと先を行き、
母親はその後をついて歩きながら、「ねー、これからどうするの?」

「お食事はどこの店にするの?」「あとどのくらい歩くの?」などと
声をかけているのです。

一見すると、小さな子どもと母親の会話ににていますが、
大人の場合は少し違います子どもは純粋に

「これからの自分の行動について知りたい」と
考えて質問しているのですが、

大人の場合は質問の裏に別の気持ちが隠されているのです。

「ねー」、これからどうするの?(もう飽きちゃった)」
「お食事はどこの店にするの?(早くきめてよ)」

「あとどのぐらい歩くの?(私、疲れちゃったわ。
少し休ませてよ)」なぜこんなオブラートに包んだような、
まわりくどい言い方をするのでしょう。

おそらく心のどこかに、「年配者は目下の者に気をつかって
もらって当然」という気持ちがあるのではないでしょうか。

「はっきりいわなくなって、それくらいわかるでしょ。
観察しなさいよ」といったところでしょうか。

ところが、「じゃあ、お母さんは何を食べたい?
「どこか行きたいところがある?」などと具体的に聞かれると、

「私は別になんでもいい」「あなたにまかせるわ」と答えるけれど、
実際に何もかも決められてしまうと、とたんに不満が出てくる
という困った一面もあります。

「自分で決めるのは面倒。でも、自分の気持ちはくんでほしいし、
通してほしい」という感情がどこかにありませんか?

それでは子どもと同じです。もしこんなやりとりに心当たりが
あれば、ぜひ改めたほうがいいですよ。

まとめ

自分で何事も決めることが面倒になってくるようになります。
でも、自分の気持ちをわかってほしいという

むずかしいことがおこるようになります。
これは改めてゆくようにしたほうがいいですね。


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