再婚は、子供に財産贈与をしてお金に関する解決後の縁談が理想

 

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「できれば再婚したい!」

 

「お父さんは再婚するよ」といえば、子供の大半はからは

「いい歳してなによ」という反応が返ってきます。

 

高齢者の再婚は、身内から忌み嫌われることが多いようです。

 

男女を問わず、子供からの反対で再婚に踏み切れない人が多いようです。

 

この背景にあるのは、「新しいお母さん・お父さんはありえない」という

感情的なこともありますが、最大の要因は「財産はどうなる。

新しい配偶者に奪われる」というお金が絡む反対が多いようです。

 

これは私が経験した再婚活動の中で多く耳にした、

家族の反対の実態だったのです。

 

そのために、あらかじめ財産の贈与をおこない、安心させて

再婚活動に踏み切るという人がたくさんいます。

 

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私の場合は、「再婚は駄目、娘に迷惑はかけるな」

このような周りの一貫した言い方の中で孤立していました。

 

「なんだ。私の人生は自分のためではなく、子供の財産のためにあるのか」。

このように自問自答しました。

 

しかし、考えてみると、私が一人でいることは、
逆に娘が結婚する障害にもなるのです。

 

結果的に私は妻が亡くなって5年後に再婚(入籍せず)しましたが、

娘も縁あって、大阪に嫁ぎました。

 

もちろん、その間には数えきれないくらい、娘との葛藤があり、

喧嘩もしたり(結果的にお父さんが悪いとあやまる)、

家庭破壊状態になったりもしました。

 

いくつになっても、夫婦はそろっていたほうが、

健康や生きがいのためにはいいに決まっています。

 

「おれは一人がいい」という人もいるので、一概には言えませんが。

 

私はことのほか寂しがりやだし、健康不安も抱えていたので、

「それでもいい」という人を探しました。

 

これは私の人生だし、ほかの誰も反対しても意味がないことですので、

最後は自分の判断を優先しました。

 

一度きりない人生ですから、自分が決断して生きていく以外ないのではないでしょうか。

 

その意味では「説得の努力」はあまりする必要がないと考えます。

 

しかし、最終的にはこの世に残った肉親は娘しかいない、

という気持ちがありますので、折り合いはつけてきました。

 

妻を亡くしたあとの夫の人生は本当に厳しいので、

夫婦そろっている人は、どうか相手を思いやり、

 

失ってから後悔しないようにしてください。

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

 

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