「疲れた」「面倒くさい」を口ぐせにしていませんか?
皆さんんのまわりには、なにかするたびに「ああ、疲れた」とか、
「面倒くさいなあ」をと口にする人はいませんか。
あるいは自分自身、「疲れた」「面倒くさい」が口ぐせになっていませんか。
たしかに現代人は忙しくて、なにかとストレスが多いもの。
これに加齢による体力や気力の低下に拍車がかかれば、
疲れやすくなったり、なにかするのが面倒に感じられるシーンも増えてきます。
しかし、これらの言葉が口ぐせになっている人は、知らず知らずの
うちに「自分は年をとったのだから疲れて当然」「年なんだから
面倒なのが当たり前」という具合に、
老化を甘んじてて受け入れているのです。
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さらに、自分が発した「疲れた」「面倒くさい」という言葉が
耳から脳に伝達され、ますます自己暗示を強めてしまいます。
そのため、それほど疲れていない時でも、本当に疲れきったように
感じられてしまうわけです。
そして、「疲れた」「面倒くさい」はセットで使われることが多いため、
そのマイナス効果は倍増してしまうのですから恐ろしいですね。
日本には古くから「ことだま」という考え方があります。
これは、言葉には不思議な力が宿っていて、悪い言葉を口にすると
悪いことが起こり、良い言葉を口にすると良いことが起こるというものです。
「疲れた」「面倒だ」といっても、状況が変わるわけではありません。
それどころか、かえって悪くなるばかりなのですから、これらの
言葉は封印するか、別の言葉に置き換えてしまいましょう。
たとえば、「疲れた」を「よし、やるか!」に、
「面倒くさい」を「こんなの簡単さ」などといってみるのです。
気合の入った言葉はそれ自体にエネルギーがあるので、
本当に疲れていても、面倒くさくても、それを吹き飛ばしてくれるはずです。
気合の入った言葉が口ぐせになれば、実際に若々しい心を
育んでくれるのです。ぜひためしてください。
引用文献
50歳から人生を楽しむ人がしていること
著者 保坂 隆
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