脳内革命、薬になるのと、毒になるのと、の違い

私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は

正常値になりました。その本の記事をご紹介しますね。

 

 

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外からの刺激に対して

たとえば何か外から受けた刺激に対して「いやだな」と思うか、

あるいは「いいな」と思うかは、たんに抽象的な思考レベルの

ことですから、何の負担もともなわないことと思いがちです。

 

人はよく「ただ思っただけならいいじゃないか」といった

言い方をしますが、これは思うことが何の負担もなく、

自由自在にいくらでもできることだという気持ちがあるからです。

 

ところが脳内ではその思いはすべて物質化され、

化学反応となって何かを引き起こしているのです。

 

思うことにもエネルギーが必要です

 

ふだんのそんなことを考えていないで生きていますが、

たとえば学習という行為のためには、

脳内で大変な量のエネルギー消費があるのです。

 

POMCというタンパク質

 

「いやだな」と思うのも「いいな」と思うのも、

基本的には学習と同じで、必ずエネルギー消費がともないます。

 

エネルギーを使うときに脳内でどういう現象が起きているかというと、

POMCというタンパク質が分解するのです。

 

「いやだな」と思ったとき「いいな」と思ったときでは、

このタンパク質の分解の仕方が違うのですが、

このことがたいへん重要な意味をもっているのです。

 

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プラス発想のいいとらえ方をしたときは、体内にできる物質はいい薬

してはたらくが、

マイナス発想のわるいとらえ方だと、薬ではなく毒になるということです。

 

人間の考えというものはつねに習慣に支配されています。

 

プラス発想の人は物事をなんでもよいほうに、プラスにとらえるし、

マイナス発想の人はなんでもマイナスにとらえがちです。

 

しかし現実には、物事はとらえ方の段階ではどちらでもいいわけです。

 

たとえば財布の中のお金を数えて「もうこれだけしかない」

とも「まだこれだけある」とも思える。

 

安定を求める本能的な思考態度

 

どちらのとらえ方をしても、そこにあるお金の額、

つまり事実は少しも変わりません。

ところが人間はとかくマイナス発想で物事を考えがちです。

ほっておくと7、8割はマイナス発想になるといいます。

これは「安定を求める本能的な思考態度」(マズロー)ともいえるのですが、

脳内モルヒネの存在がわかったいまでは、どんなことでもプラス発想で

考えるほうがよいことは議論の余地がありません。

 

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まとめ

ストレスが加わっても前向きにとらえてこれも試練だ、いいじゃないか

と思ったときは、タンパク質が分解して副腎皮質ホルモンという

ものになります。

このホルモンは身体的ストレスの緩和剤として働きます。

いいなと思ったときは、精神的なストレス緩和に役立つ

βードルフィンが出てくることがわかっています。

いやだなとおもったときには、βーエンドルフィンも

副腎皮質ホルモンも出てきません。

どんな刺激に対してでもマイナス発想をすれば、よいことは一つもないのです。

 

TV・新聞・雑誌で話題のベストセラー‼

これは「脳内革命」の引用文献です。

著者 春山 茂雄 医学博士

 

 

 

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