医者は食事には無頓着です。問診で食事のことを聞かれない

 

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医食同源という言葉は

医食同源という言葉は、医者にとっては死語なのかもしれません。
ほとんどの医者は食事には無頓着です。

その証拠に、問診で食事のことを聞かれることもありません。
また、食事指導をする医者もほとんどいません。

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また、病院の食事がおいしという噂もあまり耳にすることはありません。
しかし、僕たちの体はまぎれもなくたべたものからできています。

言い換えれば食べたものからしか体はつくられません。
もちろん栄養は食事から摂っています。

したがって病気と食事は決して無縁ではありません。
特に消化器の病気の場合、手術が終わって、食事が再開されます。
そのときに主治医に聞いてみるとよくわかります。

 

もう、何を食べてもいいですよは?

たいていは、「もう、何を食べてもいいですよ!」と言われるはずです。
僕は一瞬、自分の耳を疑いました。しかしながら、
数多くの患者さんが証言しています。

「先生どう思います?食生活の乱れから大腸ガンになったはずなのに、
また肉や乳製品をどんどん食べて栄養を付けろって主治医が言うんですが、

これっておかしくありませんか」
「どうも、むちゃくちゃおかしい話です、はい」
「アルコールも、全然かまわないって」
「全然?少しは控えなさいって言われなかった?」
「全然!」というのが、医療相談で頻繫に交わされる会話なのです。

だいぶ昔の話ですが、僕らも医学部にいた頃、
食事と病気の関係について教えてもらった記憶はありません。

おそらく今でもあまり教えないかもしれませんが、
教わらなくても常識でわかるでしょう、

と僕は言いたい。食事と病気が無縁だと言う医者がいたとすれば、
それは医者の資質というよりも人間の資質にかかわる
問題だと思うのですが、皆さんはどう思われますか。

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(自由テキスト)

読者に感銘を与えたベストセラー

これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。

著者  岡本 裕  医学博士

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