2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
口を動かす人ほどボケない
また、笑いは副作用のない良薬です。心拍数や呼吸数が増え、血行が良くなり、
横隔膜が大きく上下して腹筋・背筋も運動になります。
胃腸を刺激して便通をととのえます。深呼吸効果などで自律神経とホルモンの
バランスがととのい、血糖値や血圧の安定に働きます。
笑いは、顔の筋肉運動にもなります。ふだんの生活では、表情筋は全体の30%ぐらいしか
使われていないので、なるべく大口をあけて笑ったほうがよいでしょう。
歌もいいですね。ボケ治療の最先端で、カラオケが脚光を浴びています。
歌詞とメロディー、リズムを合わせてうまく歌おうとすることで情動と脳が活性化します。
歌に託して悲しみ、喜び、恋心などさまざまな感情を発散できるので、
気が晴れて体調が良くなります。
スポンサーリンク
また笑いと同じで深呼吸できて横隔膜もよく上下し、心肺機能が高まります。
食べることも、五感のすべてを心地よく刺激し、内臓の働きを高める、
最高のインナーストレッチです。
人間の脳の中に住んでいる小人、という発想で考えだされた、
両手と舌が異様に大きい「ホムンクルスの人形」というものがあります。
カナダの脳神経外科医、ペンフイールドが考えたもので、人間の体の各部位を
つかさどる脳の神経細胞の量を、三次元化したもの。
手や指、くちや舌に関係した神経細胞が、圧倒的に多いことがわかります。
つまり手や口をよく動かすほど、脳もよくはたらく、ということです。
引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠
スポンサーリンク