工場・倉庫はマンション、アパート、と費用の差がこれだけある

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マンションの鉄管トラブルで取り替える必要もない

築年数が40年以上の古いマンション、では、排水縦管に塩ビ管

ではなく、鉄管が使われているものが少なくありません。

この鉄管が経年により痛み、漏水の原因となることがあります。

実際、今、中古マンションでは鉄管を巡るトラブルが問題化

しており、「天井から汚水が流れてきた!」というような

住民の悲鳴があちらこちらでおこっているのです。

 

中古マンションに投資する場合には、漏水トラブルを

避けるために、排水縦管を全て取り換えなければならない

場合があります。

 

そのため、多額のコスト負担が発生するおそれがある

ことを念頭に置いておく必要があるあります。

 

一方、工場・倉庫は、基本的に排水縦管が存在しない

ので、購入した物件がどんなに老朽化したとしても、

マンションのように鉄管を取り換えるために大きな

出費を強いられるようなことはないのです。

 

地中の排水管を取り換えなければならないことは

ありますが、さほど費用はかかりません。

 

解体費用もマンションに比べて安くすむ

 

メンテナンス費用がかからないとはいえ、不動産投資

では物件の建て替えが必要になることもあります。

 

 

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建て替えというと、「まず既存建物の解体のために多額の

お金が必要になるのでは」と不安に思うかもしれませんが。

工場・倉庫は、解体費用に関しても、マンションの場合に

比べてはるかに安く抑えられます。

 

たとえば、構造別の解体費用単価をまとめた中央値のデータ

を見ると、倉庫で最も一般的な構造となっている鉄骨造は

1平方メートルあたり1万900円となっています。

 

一方、マンションで一般的な構造である鉄筋コンクリート

SRC造はそれぞれ1万3800円、1万8300円であり、

倉庫とマンションの解体費用の金額にこれほどの

大きな差がでるのは、以下のような理由からです。

 

①工場・倉庫は平屋か2階建てが一般的なのに対して、マンションは

階数がそれ以上のものが多く、人件費のコストがよりかかります。

 

②最も一般的な鉄骨製の工場・倉庫は、解体した結果生じた鉄くずを

業者に買い取ってもらえる。その分、解体費が安くあがることになります。

 

③木造アパートの場合は解体後、チップ状にして処分しなければならないので、

鉄骨造よりも解体費用がかかるのです。

 

このように、工場・倉庫は、マンションと比べて解体費用が低額であり、

その結果、コストを抑えて建て替えを行うことが可能になるのです。

 

建て替えは不動産投資の有効かつ重要な選択肢の一つといえます。

 

解体費用の高さが気になり、建て替えに対して消極的になるおそれのある

マンション投資に比べて、工場・倉庫投資のほうがより選択の幅の

広い前向きな投資戦略が展開できます。

 

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まとめ

中古マンション投資は、漏水トラブルなど、排水管を全て

取り換えなければならないものもあります。

工場・倉庫は、排水管もありません、解体費用に関しても、

マンションの場合に比べてはるかに安く抑えられます。

 

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