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告知から悲劇はじまる
告知をきっかけに、とたんに病状が悪化する人がとても多いと言うのです。
完璧にマインドコントロールされてしまう方もいるのです。
告知されて、自殺などという悲惨なケースも聞きます。
しかし、まったく希望のない病態というものはありません。
したがって、希望のない告知は偽りであり、犯罪です。
告知にかかわらず、人の行く末などは予言した時点で
バイアスが入ってしまい、その人の心理に大きく影響を
与えてしまうのです。
言葉の影響力はとても甚大なのです。特に弱気になっている人には、
ほんの些細な一言でも、命を奪ってしまうこともあるのです。
余命告知は他人のデータです。
特に希望のない余命宣告は残酷です。余命告知は他人のデータです。
しかも西洋医学の3大治療だけを受けた方のデータに過ぎないのです。
自己治癒力を高める手立てを何も施さなかったケースがほとんどです。
僕たちの仲間であるガンサバイバ-たちも、余命宣告を受けたOBたちです。
そのほとんどが主治医の杓子定規な物言いには憤りを感じたと証言しています。
せめて、このデータはあくまでも他人のデータですので、あなたには当てはまらない
かもしれませんよとか、あくまでも3大治療だけを受けた方のデータですよとか、
あるいは世の中には3大治療のほかにもたくさんの治療法があると聞いています。
詳しくは分かりませんが、なんとかあなたに合った治療法を一緒に
探していきましょうとか、そんな希望のある話をしてほしかったと述べています。
ちなみに彼らは早々に主治医とは縁を切っていますので、
もちろんデータには載りません。主治医も彼らが今の生きている
ことを知りませんし、そんなことを想像すらしていないはずです。
もしかしたら主治医は、告知をしてしまえば自身の心の重荷は
なくなると勘違いしているのかもしれません。
だから、希望のない告知も平気で言えるのかもしれません。
しかし、告知された患者さんは、そこから最も重い荷を
背負わされることになるのです。
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こういうことさえ思いやれない主治医が、
近頃はとても多いように思います。
主治医とは、告知した時点で、患者さんの人生を
一緒に背負うというものです。
一緒に重荷を背負いながら、患者さんと協働で、
地道にその重荷を軽くしていく作業が治療というものです。
したがって、重荷をを背負う覚悟のない者に主治医になる資格はありませんし、
医者になる資格さえもないといえるのです。
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読者に感銘を与えたベストセラー
これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。
著者 岡本 裕 医学博士