私はメタボで成人病でした。「脳内革命」を実行して今は
正常値になりました。
記録的ベストセラー、待望の第2弾が出ました。
その記事をご紹介しますね。
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左脳中心のほうがよいとされてきました。
いままでの考え方で左右両脳の役割をみていくと、
人間としてうまく生きていくには左脳中心のほうが
よいとされてきました。
俗にいう「頭のよさ」は左脳に関係しているし、
感情に支配されず冷静に判断するのも左脳です。
直感力が「動物的カン」といわれることからもわかるように、
左脳は「人間らしい脳」、右脳は「動物的な脳」とする
見方が出てきて当然なのです。
しかし私はそのように考えていません。
私には左脳が損得と快・不快を司る脳だという気がするのです。
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人間はそこに意味や価値を見つける
つまり、従来は右脳の機能と考えられてきた感情の座は
「左脳にある」ということです。
もちろん人間の感情ですから犬や猫ほど単純ではない。
犬猫はひたすら快感を求め不快を避けますが、
人間は目先ではつらいと思うことでも敢然と
挑戦することがある。
エベレスト登山などはそういう行為といえます。
命の危険を冒してまで登山するのはなぜか。
人間はそこに意味や価値を見つけるからです。
マラソンもそうです。長く走り続ける苦痛は本来なら
避けたいものです。それにもかかわらず走り続けるのは、
そこに意義を見つけるからです。
感情コントロールは実は左脳
だが人を駆り立てているのはそれだけではない。
マラソンランナーにはランニング・ハイといって、走行中の
ある段階から脳内モルヒネが分泌して気持ちよくなる
瞬間がある。その快を求めて走るともいえるのです。
つまり、これまで右脳のはたらきと考えられてきた
感情コントロールは実は左脳の仕事である。
左脳は損得勘定と感情にもとづく快・不快によって、行動を起こしている。
そして現代人が左脳中心であるということは、損得と快・不快に重きを
置いた生き方をしているということなのです。
ただ、右脳と左脳は脳梁という神経の束によって結ばれ、
お互いが感情を交換しあっていますから、実際の脳の
はたらきはいま説明したほど単純に図式化できるもの
ではないのは当然です。
将棋の対局でも50%は右脳
たとえば、将棋の棋士の脳波を測定したデータによると、
理詰めに思える将棋の対局でも50%は右脳を使っている。
羽生名人にいたっては、思考の四分の三を右脳によって
いるといいます。
このように右脳を実に巧みに使っている人もいますが、
ほとんどの人は損得と快・不快を司る左脳を使って生きている。
いまの世の中全体が左脳中心といっても過言ではありません。
では左脳中心で生きているとなぜよくないのかを
考えてみたいと思います。
心やさしいとは欲求をみたす
人はよく「心やさしい」といった言い方をします。
冷たい仕打ちをする人を指して「心が冷たい」といいます。
これは心がやさしいのではなくて情がやさしいのです。
困った人を助けてあげるやさしさは、実はその行為によって
自分が気持ちよくなりたいという欲求に根ざしている
というのがほとんどです。
これは心というより感情の世界の出来事なのです。
感謝しないとか敵意をもつような相手に人はやさしくしない。
ほとんどの人のやさしさは、快・不快か損得勘定の領域から
生まれていると考えられます。
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まとめ
人間が進んで行う難行苦行、忍耐努力には、必ず意味づけや価値づけがあり
同時に人を心地よくする過程がある。
人間以外の動物には見られない高度な営みのかなり大きな部分を
占めているのは、この人間ならではの意味づけと、
犬や猫と同じような快・不快の感情なのです。
300万読者に感銘を与えた記録的ベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士