いきなり進行ガンが見つかったら、宣告されたときの対処法

 

2013年ベストセラーランキング第一位

菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

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ガンを宣告されたときの対処法

 

 

どうも体の調子がおかしい・・・と思って受診したら、いきなり進行ガンだと言われた。

 

 

そういう事件も、人生にはおきます。Q&Aでシミユレーションしておきましょう。

 

 

Q 胃がんと診断された60歳の男性です。

 

急にものを食べられなくなったので内視鏡検査を受けたら胃ガンで、
胃の出口が狭くなっていました。

 

 

CT検査で肝臓に2か所転移巣が見つかり、手術と抗ガン剤治療を勧められています。
どうしたらよいでしょうか。

 

A  治るのをあきらめるのが第一歩日本の外科医の多くは、 肝移転があっても胃の摘出手術をすすめます。

 

しかし全摘出手術はもちろん、部分的に取ってもQOL(生活の質)が落ち、命を縮めます。
切除手術はおすすめできません。抗ガン剤治療も受けないのが最善策です。

 

 

胃ガンに有効な(延命効果のある)化学療法はないからです。

 

 

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ではどうするか、みもふたもない言い方ですが、治るのをあきらめることが第一歩です。

 

 

治そうと思うと無意味な治療に走り、命と財産を損ねるからです。

 

 

症状緩和や延命という現実的な目標をたてるべきです。

 

 

この場合は、口から食べられるようにすることが大切です。
たとえば、狭さく部位を迂回し、食堂を胃あるいは小腸につなぐバイパス手術です。

 

 

ただ、開腹しただけ損することになります。

 

 

第2の方法は、ステント挿入術、網目状になった金属製の筒を
折りたたむと細い棒のようになります。

 

 

内視鏡で見ながらこの棒をガン腫瘤で狭くなった胃幽門(出口)に挿入、
先を十二指腸へ届かせます。ステントを開く(傘を開くイメージ)と、

 

 

腫瘤が押しのけられ、胃と十二指腸の間にトンネルができ、
経口摂取が可能になるのです。

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

 

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