2013年ベストセラーランキング第一位
菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。
「ひとりごと」のすすめ
よどまない人生のために、手足の運動を心掛けている人は多いと思いますが、
「口の運動」を意識している人は少ないかもしれません。
たとえば
ガムを噛むと、脳全体の血流が増えることが、複数の実験で明らかになっています。
噛むときに動く筋肉(咬筋)は神経とつながっているので、脳の活性化にも一役買います。
さらに唾液がわいてくることで消化酵素の分泌も促されます。
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口腔ケアの専門家から「自分の歯が多い、あるいは入れ歯が
ピッタリ合っていてきちんと噛める高齢者はボケにくい。
寝たきりになるなどして流動食になると、
精神機能がガクンと低下する」という話を聞きました。
「声を出せばストレスが飛ぶ」。
これも、さまざまな実験で証明されています。
人としゃべることで気分転換になり、五感や情動も刺激されます。
ひとりごとを言ったり、テレビにツッコミを入れたりするのもとい習慣です。
ヨッシャーなどと大声で気合を入れると、「脳のブレーキがはずれる」と言われます。
こわい、できそうにない、失敗しそう・・・
などの脳の雑念が吹きとんで、実力以上の力が出る。
大声を出すと、本当にパワーにつながるということです。
引用文献
第60回菊池寛賞受賞者
2013年ベストセラーランキング第一位
医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者 近藤 誠
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