私はメタボで成人病でした。
「脳内革命」を実行して今は
正常値になりました。
記録的ベストセラー、待望の第2弾が出ました。
その記事をご紹介しますね。
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理性も感情も左脳の領域
左脳を理性脳、右脳を感情脳といってしまえば、
わかりやすくて簡単めいりょうなのですが、
私は理性も感情も左脳の領域としました。
そうなると、右脳の役割というのがむずかしくなるのですが、
もう一度、ここで右脳はどんなはたらきをしているかを
理解していただくために、スプーンの例をとって延べましよう。
左脳と右脳をつなぐ神経の束、脳梁を切った分離脳の患者さんに、
目隠しをして右手にスプーンをにぎらせます。
右手は左脳とつながっているので、スプーンをにぎった
という触感は左脳に伝わりますが、
脳梁が分断されているため右脳に伝わりません。
しかし、左脳は意識脳であるため、スプーンであるという理解はでき、
「いま、右手ににぎっている物はなんですか」と問われる
と「スプーンです」と答えることができます。
ところが、同じように目隠しをして同じスプーンを左手に持たせてみると、
左手は右脳につながっていますが、右脳は無意識脳なので、
何を持っているからまったくわからないのです。
患者さんに「いま、何を持っていますか」と問いかけても
「何も持っていません」とか「手が少ししびれてわかりません」
といった、いいわけがましい答えになってしまいます。
では実際にわかっていないのかというと、そうではないのです。
今度は目隠しをはずして、
患者さんの前にスプーンとか万年筆とかコップとか、
いろいろ物を十種類くらい並べて、「先ほど持った物は
なんですか?左手で取ってみてください」と
問いかけると、見事にスプーンを取り上げます。
ところが、右手を使わせて取り上げさせると、
それができないのです。
これはいったい何を意味しているのでしょうか。
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左脳と右脳の機能はそれぞれ独立していて、
左脳は意識のある自分脳であり、言語脳でもあるため、
日常的な皮膚感覚で「スプーンである」という答えを出し、
また言葉でそれを表現することもできます。
ところが、右脳は無意識脳であり、先祖脳であり、
いわば他人脳であるともいえるため、触覚が日常の皮膚感覚で
とらえられず、問いかけには答えられないのです。
答えられないけど、わかってはいるのです。
ところで、右脳が先祖脳であることは夢の見方からも説明できます。
脳梁を切断した人はほとんど夢を見ません。
夢というものは右脳で見るのです
なぜ右脳で夢を見るのか。それは先祖脳が語りかけてくる
メッセージだと考えられます。
夢が「五臓六腑の疲れ」とか「深層心理の表現」とか
いわれているのは、睡眠中に行われる右脳と左脳の
情報交換の過程で現れてくるものではないでしょうか。
このように考えていくと、これまで科学的に説明できなかった
不思議な現象の解明への道筋ができてくるように思われます。
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まとめ
われわれ生まれてから経験した事の中で重要と思われるものは、
左脳から右脳へと伝わって遺伝子に書き込まれるのです。
「今日こんなことがあった。こういうときはこうしたほうがいいみたいだ」
などと。こうやって重要な情報や印象深い出来事、
あるいはショッキングな事件などが、左脳から右脳の遺伝子に記憶されていく。
右脳は過去にそうやって情報を蓄積してきたに違いありません。
このとき情報が脳梁を伝わって右脳に入った段階で見る夢の正体だと思うのです。
300万読者に感銘を与えた記録的ベストセラー‼
これは「脳内革命」の引用文献です。
著者 春山 茂雄 医学博士