私はかかりつけの医院で誕生月の健康診断で
大腸ポリープが見つかりました。
そこは入院設備が無いために
院長先生の勤務していた大きい病院を紹介して頂き
同僚の先生を紹介してくれました。
紹介して頂いて安心して手術を受けることができて
お陰様で手術は成功することができましました。
私にとってその同僚の先生には
今も感謝しております。
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名医本は信用できるか
名医本に登場するような名医は、名医と言うには程遠い医者ばかりだと思います。
有名な医者、あるいは教授クラス、大病院の院長クラスの医者であることは
みとめますが、それが患者さんのためになるかどうかと聞かれれば疑問が
残ります。
それを本気で名医だと信じてしまう人がいるとなれば、それはやはり
社会問題です。そもそも人は、ランキングや番付が好きなのかもしれません。
そのランキングに載る方も、見る方も。冗談半分と割り切って
いれば何ということもないのですが、両者とも真面目にとらえて
しまうと話がややこしくなります。
名医ランキングや病院ランキングを信じてその病院に
押しかけてゆき、期待が大きくはずれ、意気消沈しながら
僕のところへ相談に見える方も少なくありません。
なぜそんな記事を真に受けるのかと言いたくなりますが、
わらをもつかもうとする人たちには福音に見えるかもしれません。
いずれにせよ、誰がどんな根拠で選んだかがあいまいな
ランキングや番付は、軽くスルーするに限ります。
でなければ、いよいよ出版社がつけあがって犠牲者が増えるばかりです。
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名医を選ぶ基準は?
多くの方が知りたがっていることでしょう。
あえて言葉にするならば、皆さんと合う医者、皆さんを本気で
治そうとする医者ということになると思います。
人として素晴らしい人は、やはり医者としてもすばらしいです。
もちろん逆も真なりです。
そして医者の本質は、患者さんを元気付け、自己治癒力を活性化させ、
治癒を導くことです。第一にウマが合うかどうかが大事だと思います。
第一印象で生理的に合わないというんはよくあることですが、
そうであれば主治医には不向きです。医者とうまくコミュニケーションを
取ることできそうになければボツということです。
もちろん、言葉遣いがぞんざいな医者、上から目線の医者、
優しくない医者、思いやりのない医者も問題外です。
言葉のはしばしでおおよそ見当がつきますが、もしも同じ医者にかかっている
患者さんとコンタクトが取れれば、それなりに参考になるかもしれません。
本来は、患者さんが自分に合いそうな医者を
選ぶという仕組みも必要だと考えます。
中国では、そんなシステムを導入している病院はすくなくありません。
治療という協働作業はそれなりに時間のかかるものですから、
主治医と患者さんとは長いお付き合いになりまます。
そういうことを考えれば、相性がとても大切になってくるでしょうし、
相性が悪ければ、お互いにとってストレス負荷になることは間違いありません。
自分と相性がよく、信頼のおける人物を選ぶよう心がけるのが得策かと思います。
また、羽振りのいい医者は避けた方がいいと思います。
きっと目線は患者さんではないはずです。
なぜなら、今の医療制度ではまっとうな医療をしている限り羽振りよくは
なれないでしょうし、仮にほかで大儲けをしていたとしても、
これ見よがしに羽振りよく振る舞うとは、奥が浅い人物である
可能性が高いと推測されます。
さらに、患者さんから学ぼうという姿勢のない医者は避けた方が無難です。
それは、患者さんへの尊敬のまなざしがあるかないか、
言葉遣いに尊敬の念がふくまれているかどうかで、
おおよその見当はつけることができると思います。
医者の人となりは、いつもそばにいるスタッフ
(看護師、事務受付清掃員など)が良く見ています。
スタッフとコミュニケーションが取れれば、医者のありようはだいたい
予測することができます。特に悪い話はほとんどはずれがありません。
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これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。
著者 岡本 裕 医学博士