病院との関わり方、セカンドオピニオンは患者さんの為にあります

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セカンドオピニオンについて

 

セカンドオピニオンとは、主治医とは別の医者にも意見を聞いてみよう
ということですが、それはごく普通のことだと思います。

 

”ごく普通”というのは、旧態依然とした1人主治医(担当医)制が
ほとんどである今日の日本の医療システムであれば、
それが必要なのはごく当然だという意味です。

 

セカンドオピニオンを云々するような病態というのは、本当の病気でしょうし、
まさに今、主治医から提案されている治療法が、ひょっとしたら大きな副作用や
後遺症をもたらすかもしれないという微妙な状況だと思います。

 

そんな大事な場面で、たった一人の主治医の意見を鵜吞みにせよ
という方がおかしすぎます。

 

セカンドオピニオンを求めたいと主治医に話したとたん、
「私を信用しないのか?」といわれたなどと、よく聞く話ですが、
僕には信じられません。

 

なかには、「私を信じられないのなら、もうこなくていい」という
傲慢きわまりない医者が実際にいるのも悲しい限りです。

 

そんな医者へのカウンターパンチとして、「わかりました、先生を信じることにします。
その代り、私の治癒を100%保証してください」といってみてはどうですか。

 

そうすれば100%だまってしまうはずです。信じるもなにも、少し時間をおいて、
複数の意見を聞いてみたいというのが普通の人間の心情だと思います。

 

理屈ではありません、心の揺れの問題なのです。僕なら逆に、患者さんから
「セカンドオピニオンなんか不要です。先生にすべてお任せします!」
といわれようものなら、

 

「そんな安易にきめないで、もうちょっといろんな意見も聞いてみいたらどうですか」と、
逆にセカンドオピニオンを求めることをお勧めするかもしれません。

 

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それはなぜか?

 

もちろん自身の治療方針に自信はあっても、ひょっとしたらもっといい
手立てがあるかもしれないと思うからです。

 

医療技術も日進月歩です。

 

そのすべてをリアルタイムで把握することなど、一人の医者にできるはずはありません。

 

したがって、もっと侵襲の少ない、新しい治療法が今なら可能かもしれません。

 

ただ、セカンドオピニオンを求める場合、ポイントがいくつかあります。
まずは、主治医とちがう(と思われる)立場の医者に聞くこと。

 

例えば主治医が外科医なら、内科医、放射線治療医に聞いてみることです。

 

あるいは主治医と違う系列の病院(出身大学が同じだと顔見知りの可能性があるので)で聞く事です。
また、本来ならば3大治療以外にも詳しい医者にも聞いてみるべきです。

 

2つ目のポイントは、最終的には自分で判断を下すこと。

 

もちろんマイドクターがいれば理想的ですが、親身になって考えてくれる医者の
意見なども参考にしながら判断する必要があります。

 

というのは、いつまでもセカンドオピニオンを求め続けている方も
なかにはいらっしゃるからです。

 

自分の望む答えを返してくれる医者が現れるまで、セカンドはおろか
サード、フオース・・・と際限なくドクターショッピングをし、
結局は治療の好機を逸してしまったという残念なケースもあります。

 

 

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読者に感銘を与えたベストセラー

これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。

著者  岡本 裕  医学博士

 

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