喜怒哀楽が強いほど脳は活性化し記憶の引き出が増える

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菊池寛賞受賞 書籍のご紹介をします。

 

 

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いくつになっても、泣きなさい。笑いなさい

 

 

脳の中で記憶をつかさどっているのは「海馬」という、タツノオトシゴのような形を
した器官ですが、もうひとつ、記憶にかかわる扁桃体という器官があります。

 

 

扁桃体は、五感を通して脳に入った情報への「好き」「嫌い」「うれしい」
「こわい」などの情動反応・・・まさに喜怒哀楽を処理しています。

 

 

この扁桃体と結びついた「最高にワクワクした」「涙が止まらなかった」
「足がすくんで動けなかった」などの心を強く動かされた体験は、
記憶に深く刻まれて、いつまでも覚えています。

 

 

逆に心が動かなかったことはすぐ忘れてしまう。

 

 

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何かを覚えるときも「どうしても知りたい」思いが強かったり、
「この試験を落としたら落第」のようなプレッシャーがあったりすると、
記憶力が一気に高まります。

 

 

喜怒哀楽が強いほど脳はすばらしく活性化して、記憶の引き出しも増える。

 

 

ボケを防ぐには、脳トレドリルより、意識して喜怒哀楽の振り幅を大きくして、
いろいろなことに好奇心を持ち、おかしいときは大笑いし、悲しいとき、
許せないときは涙する。

 

 

サミエル・ウルマンの言う「燃え上る情熱」「あくなき冒険心」までいかなくても
「泣きなさい、笑いなさい」といつも自分に言い聞かせるだけで、
脳の若さがまったく変わってきます。

 

 

五感をなるべくみずみずしく保ってしなびさせないことが、
脳をしなびさせない秘訣でもあるのです。

 

 

 

引用文献

第60回菊池寛賞受賞者

2013年ベストセラーランキング第一位

医者に殺されない47の心得
医療と遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者  近藤 誠

 

 

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