心豊かに楽しむ、粗大ごみにならない男の居場所はいくらでもある

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心豊かな楽しむ居場所を見つける

 

毎日、できるだけ楽しいことをして生きていきたいですね。

それにはいろいろありますが、私のやっていることのひとつは、

街歩きをして家の近くのケーキ屋さんに行くことです。

 

家から3分くらいのところに東京でも有名で、

テレビにも紹介された素敵なケーキ屋さんがあります。

 

ここをみつけたときは「ラッキー」と思いました。

店には笑顔が素敵な店員さんがいて、「いらっしゃいませ!」

と迎えてくれます。

 

店の端には、4人くらいと2人が座れる

テーブルセットが置かれています。

 

ここにおもむろに座り、好きなケーキを選び、

紅茶を注文して「さてたべるぞ!」とばかりに

団塊世代はくつろぎのひとときを作るのです。

 

この時ばかりは非日常になるので、いやなことがあったり、

滅入っていても気分転換ができて「ほっ」とします。

 

雑誌なども置いてあり、ケーキを買いに来るさまざまな

人を見ているだけでも楽しいのです。

 

スマートフォンを持って行って、

ゲームをやるのもよいでしょう。

 

家に帰ると「女房に邪魔扱いされる」というようなときは、

こんな自分だけの居場所をいくつか作っておく

のも良いのではないでしょうか。

 

 

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私の家の近くには人形町という町があります。

 

ここには甘酒横丁など粋な通りがあり、

たい焼きや豆乳などさまざまな食べ物にありつけます。

 

本屋さん、趣味の店などさまざまあり、

時間を使うのに苦労しません。

 

少し足をのばすと、水天宮の先にホテルがあり、

その広いロビーでくつろぐのもなかなかです。

 

ここで一休みして、気分爽快。さて、次はどこへ行こうかな。

そうだ。あれを食べて帰ろう。

 

ということで、たまには表で好きなランチを食べるのもいいもんです。
早速、妻に「今日は外でお昼を食べるよ」と電話します。

 

「ああ、作らなくて良かった・・・」とばかりに「そう。

食べてらっしゃい!」と、何時になく明るい声が

携帯の向こうから聞こえてきます。

 

考えてみれば、男の居場所はいくらでもありますよ。

楽しみの場所は妻たち、女たちにばかりではなく、

男だって獲得しなければならないのです。

 

これが「濡れ落ち葉」、「粗大ごみ」にならないための

団塊世代の処世術です。

 

老後はわずかなお金で気楽に過ごせる居場所を

持つことは大切なことではないでしょうか。

 

引用文献

61才から始める 老いても枯れない生き方

著者 日向野 利治

 

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