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自己治癒力とは
今までさんざん「自己治癒力」ということばが登場してきましたが、
自己治癒力というのは一体何だと思われますか?
自己治癒力という言葉に、どんなイメージを持っていらっしゃるでしょうか?
残念ながら、自己治癒力を目で見ることも、
計測することも、今の段階では難しいといえます。
自己治癒力(復元力)は確実に存在します
ただ、「目に見えないから、簡単に計測できないから、
ないに等しい」と結論づけるのは早計です。
傷が時間とともに癒えていく様をつぶさに観察してみればわかるように、
自己治癒力(復元力)は確実に存在します。
僕たちが生きているからこそ傷も癒えるのであって、
生きていなければ、ちょっとした傷さえ完全に癒えることはありません。
では、なぜその存在をわかりやすく証明できないのでしょうか。
中国でよく使われる”氣”という言葉
それは、今の科学技術が未熟で、自己治癒力をうまくイメージできない、
測定できない、それだけのことなのです。
ただ、最近ではこの自己治癒力が中国でよく使われる”氣”という言葉、
欧米の科学者などがよく使う「生体エネルギー」といわれるものと、
ほぼ同じものではないかという、そんな考え方が有力になりつつあります。
そして、この自己治癒力の正体は、おそらく量子の流れ、
光子の流れではないかと推測されるような段階にきています。
さらに、自己治癒力は主として正体の中のマトリックス(結合組織)の中を、
光や電流のように流れているのではないかと考えられはじめています。
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僕たちも、ストレッチ運動や腹式呼吸を毎日続けることによって、
有意にリンパ球数が上昇したりする現象を数多く体験していますので、
前記の仮説とも見事に話は符合します。
一方、「自己治癒力なんか高めてもしょうがない。
無駄な努力だ。
人生に運不運はつきもの、どうせ寿命は生まれつき決まっているものだ」
とうそぶく運命論者もいるでしょう。
確かに、運命に身をまかせてしまうのも、
ある意味では立派な生き方だと思います。
開き直って生きることは、
自己治癒力を高める一つの方法でもあるからです。
ただ、せっかくいい生き方を選択しているのだから、
もう少しだけ努力すれば、もっともっと得をするはずです。
運命論者が言うように、遺伝的な背景は人それぞれ異なります。
病気になりやすい人、そうでない人の差は確実にありますし、
そもそも病気のきっかけ(イニシエーター)になるかも
しれない遺伝子の傷が治りにくい人とそうでない人がいます。
そうなれば、運不運も大きくかかわってくると言わざるを得ません。
ただ、幸いなことに、急性感染症などとは異なり、
今の病気のほとんどを占めるガンなどの慢性疾患は、
病気のきっかけ(イニシエーター)もさることながら、
環境、例えば、心のあり方、食をはじめとする生活習慣、生活環境などが、
その後の運命を大きく左右することがわかってきています。
つまり、きっかけ(イニシエーター)があっても、悪化要因(プロモーター)
が少なければ、大事に至る確率は極めて低くなるということです。
したがって、自己治癒力を高めることは決して無駄ではありません。
むしろ、大いに得をする行為だと言えるのです。
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読者に感銘を与えたベストセラー
これは「9割の病気は自分で治せる」の引用文献です。
著者 岡本 裕 医学博士
まとめ
ストレッチ運動や腹式呼吸を毎日続けることによって、
有意にリンパ球数が上昇したりする現象を数多く体験しています。
自己治癒力(復元力)は無駄にはならないということです。